特許
J-GLOBAL ID:200903047218302876

軟骨損傷の修復に用いるための多段階コラーゲン基剤テンプレート又はインプラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-524433
公開番号(公開出願番号):特表平10-513386
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】本発明は、関節軟骨の再生に役立つテンプレート(12)である。このテンプレート(12)は、多孔質コラーゲンスポンジ(コラーゲンマトリックス)(13)を密なコラーゲンメンブラン(14)と組み合わせることにより形成される。密なコラーゲンメンブラン(14)は、軟骨再生に必要な体液、栄養、サイトカイン及び他の因子の移入及び交換を可能にする。コラーゲンマトリックス(13)は、関節軟骨中に普通に見出される細胞、特に軟骨細胞(6)の付着及び増殖を可能にする。コラーゲンマトリックス(13)は、in vitro で軟骨細胞と組み合わせることができ、従って、培養細胞を欠損部位まで運搬してそれら細胞を移植に服する位置に保持することができる。操作は、この2段階テンプレート(12)を効果的に用いるために及び該テンプレートを修復部位に固定するために記載されている。
請求項(抜粋):
ヒアリン様軟骨の再生をもたらす軟骨欠損の修復のためのテンプレート(12)であって: a)1マイクロメーター未満の気孔サイズを有し、強度を増しかつ吸収時間を長引かせるために非細胞毒性物質で架橋されている、軟骨下プレート(9)からの細胞の移動に対するバリヤーを提供するための密なコラーゲンメンブラン(14)を含む第1層であって、該メンブラン(14)が、治癒に必要な体液、栄養、サイトカイン及び他の内生因子がそれを通過するのを可能するのに十分に透過性である第1層;及び b)該第1層に固定されそして50〜200マイクロメーターの気孔サイズを有し、細胞の内方増殖を可能にする多孔質コラーゲンマトリックス(13)を含む第2層により特徴付けられるテンプレート(12)。
IPC (2件):
A61F 2/30 ,  A61L 27/00
FI (2件):
A61F 2/30 ,  A61L 27/00 G

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