特許

J-GLOBAL ID：200903047219186080

マグネシウム合金押出材及びその製造方法

発明者： 吉田 晃 ,  板倉 浩二 ,  三部 隆宏 ,  村井 勉 ,  高橋 泰 ,  鎌土 重晴 ,  伊藤 正太 ,  高辻 則夫
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社 ,  三協立山アルミ株式会社 ,  国立大学法人長岡技術科学大学 ,  国立大学法人富山大学
代理人 (1件)： 的場 基憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-258800
公開番号（公開出願番号）：特開2008-075169
出願日： 2006年09月25日
公開日（公表日）： 2008年04月03日
要約：

【課題】圧縮特性に優れたマグネシウム合金押出材及びその製造方法を提供する。【解決手段】マグネシウム合金を押出加工して成るマグネシウム合金押出材である。結晶粒の(0001)面がランダムに配向しており、結晶粒の結晶方位の傾きを示すシュミット因子の平均値が0.2以上で、且つシュミット因子の値が0〜0.2である上記結晶粒の存在割合が55%以下である。圧縮耐力/引張耐力が0.7〜1.2である。マグネシウム合金がMg-Al-Zn系合金であり、3〜10質量%のAl、0.1〜1.5質量%のZn、その他不純物合計1質量%、残部Mgから成る組成を有する。マグネシウム合金を150〜400°Cで押出加工し、結晶粒の結晶方位を制御するマグネシウム合金押出材の製造方法である。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

マグネシウム合金を押出加工して成るマグネシウム合金押出材において、 結晶粒の(0001)面がランダムに配向しており、上記結晶粒の結晶方位の傾きを示すシュミット因子の平均値が0.2以上で、且つシュミット因子の値が0〜0.2である上記結晶粒の存在割合が55%以下であることを特徴とするマグネシウム合金押出材。

IPC (3件)：

C22C 23/02 ,  C22F 1/06 ,  B21C 23/00

FI (4件)：

C22C23/02 ,  C22F1/06 ,  B21C23/00 A ,  B21C23/00 Z

Fターム (3件)：

4E029AA05 ,  4E029SA01 ,  4E029SA05

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 特開昭62-218527号公報
  
• マグネシウム合金切削屑からの高強度押出材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-161816   出願人：三井金属鉱業株式会社, メタルゲゼルシャフトアクチエンゲゼルシャフト

審査官引用 (1件)

• 成形性に優れた展伸用マグネシウム薄板およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-280243   出願人：東洋鋼鈑株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• “マグネシウム合金の押出加工による結晶粒微細化と疲労強度の改善”
• “AZ31Bマグネシウム合金押出形材の組織と機械的性質に及ぼす押出条件の影響”