特許
J-GLOBAL ID:200903047220652310

気体中の酸性・塩基性ガスの自動測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038038
公開番号(公開出願番号):特開平8-233706
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 塩酸、硝酸、二酸化硫黄、一酸化窒素、二酸化窒素及びアンモニア等の地球の酸性化に影響を与えているガス成分を、一斉に分析できるようにする。【構成】 水溶性ガス捕集用の拡散スクラバー(10)と、二酸化窒素捕集用の第1の吸着管(20)と、一酸化窒素捕集用の第2の吸着管(30)とを直列接続し、順次一定量の試料気体を吸引する。次いで、前記拡散スクラバー(10)の吸収液及び第1、第2の吸着管(20、30)の抽出液として、それぞれに一定量の純水を導入し、排出される水を、それぞれ回収して、それらの溶液中のイオン濃度をそれぞれ定量分析し、各イオンの定量結果に基づいて、試料気体中の塩酸、硝酸、二酸化硫黄、一酸化窒素、二酸化窒素及びアンモニア等の酸性ガスや塩基性ガスの濃度を一斉に求める。
請求項(抜粋):
多孔質中空管の一方側に導入される水によって、該多孔質中空管の他方側を流れる水溶性のガスを吸収するための、水溶性ガス捕集用の拡散スクラバーと、酸性チタンの微粒子と吸着剤が、ガス流路壁面に成膜固定され、該ガス流路壁面に光が当たらないようにされた、二酸化窒素捕集用の第1の吸着管と、酸化チタンの微粒子と吸着剤が、ガス流路壁面に成膜固定され、該ガス流路壁面に紫外線が照射されるようにされた、一酸化窒素捕集用の第2の吸着管と、互いに直列接続された前記拡散スクラバー及び第1、第2の吸着管に、順次、一定量の試料ガスを吸引する手段と、前記拡散スクラバー及び第1、第2の吸着管に、それぞれ、一定量の水を導入する手段と、前記拡散スクラバー及び第1、第2の吸着管から排出される水を、それぞれ回収する手段と、前記拡散スクラバー及び第1、第2の吸着管から回収した水中の化学イオン種濃度を、それぞれ分析定量する分析手段と、前記水を排出した後の第1、第2の吸着管のガス流路を乾燥する手段とを備え、各イオンの定量結果に基づいて、試料ガス中の塩酸、硝酸、二酸化硫黄、一酸化窒素、二酸化窒素及びアンモニア等の酸性ガスや塩基性ガス成分の濃度を一斉に求めることを特徴とする気体中の酸性・塩基性ガスの自動測定装置。
IPC (3件):
G01N 1/22 ,  G01N 30/04 ,  G01N 30/88
FI (3件):
G01N 1/22 S ,  G01N 30/04 A ,  G01N 30/88 H

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