特許
J-GLOBAL ID:200903047225928071
血中アルコール濃度の信頼性を確認する方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166260
公開番号(公開出願番号):特開平9-164130
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 血中アルコール濃度の測定値の信頼性を確保するための血中アルコール濃度測定方法及び装置を提供すること。【解決手段】 その装置は、二酸化炭素濃度の所定の低い側の閾値(R1,R2,R3及び/又はRf)及び/又は高い側の閾値(R4,R5,R6,及び/又はRg)を格納する第1のメモリ(M1)と、測定された二酸化炭素濃度を閾値と比較する第1の比較要素(C1)と、測定された二酸化炭素濃度が所定の低い側の閾値に到達しないか又は高い側の閾値を越えるかどうかに依存してプリセットタイプを出力する第1の論理要素(L1)を備える。
請求項(抜粋):
呼吸気から測定される血中アルコール濃度の信頼性を確認する方法であって、その方法において、呼気をしている間に、少なくとも1つの測定されたアルコール濃度(Ra)のために、及び同じ呼気段階での少なくとも1つの測定された二酸化炭素濃度(Rb)のために、入力呼気がサンプルされ;呼気の流れから得られた測定された二酸化炭素濃度が所定の低い側の閾値より高い場合、血中アルコール濃度に比例し、肺からの呼気の間に得られた前記少なくとも1つの測定されたアルコール濃度に基づいている結果が生成される、呼吸気から測定される血中アルコール濃度の信頼性を確認する方法において、その方法はさらに、結果的に呼気をしている間に、時間的な個々の連続する点(T1...Tn...)において、呼吸気の流れから複数のアルコール濃度の測定及び/又は複数の二酸化炭素濃度の測定を行い、それら測定された値は、呼気のアルコール含有量内に生じる平坦部(F3)を、したがって、深い肺からの呼気を検出するために用いられ;そして前記平坦部(F3)にわたる呼気の流れから得られた測定された二酸化炭素値(Rb)が所定の低い側の閾値(R1又はR2又はR3又はRf)より低い場合、少なくともこの閾値に到達しないことを出力するか、表示するか、又は血中アルコール濃度に比例しアルコールの測定に基づく結果は表示されないか、又はその閾値に到達しないことは前記結果を生成するために利用され、又、この低い側の閾値が越えられると、血中アルコール含有量に比例しアルコール測定に基づいて受け取られた結果が、検証し得るように深い肺から来るこの呼気の間又はその終わりに得られる測定された前記少なくとも1つのアルコール濃度(Ra)を用いて生成される、というステップを更に備える、血中アルコール濃度の信頼性を確認する方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭52-110688
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特開昭55-146041
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特開昭58-196459
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