特許
J-GLOBAL ID:200903047230209130

スロットル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-510557
公開番号(公開出願番号):特表平8-504249
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】公知のスロットル装置は、加圧鋳造技術においてアルミニウムから製造されたスロットルフラップ管片を有している。プラスチック射出成形技術においてプラスチックからスロットルフラップ管片を合理的に製造する場合には、次のこと、すなわちスロットルフラップの旋回範囲における不都合な収縮を回避することと、軸受装置を射出成形工程時に侵入するプラスチックに対してシールすることが必要である。このために本発明によれば、リング状の挿入部材(56)が提案されており、この挿入部材は、スロットルフラップ(4)の旋回範囲に配置されていて、軸受装置(53,54)と結合されて、プラスチック製のスロットルフラップ管片(2)内に埋め込まれており、これによって、軸受装置(53,54)を侵入するプラスチックに対して保護することができる。周囲にプラスチックを射出された挿入部材は、混合気圧縮型火花点火式内燃機関又は空気圧縮型自己点火式の内燃機関のためのプラスチック製のスロットル装置に適している。
請求項(抜粋):
スロットルフラップ管片を備えたスロットル装置であって、該スロットルフラップ管片が吸気通路を有しており、該吸気通路を貫いて、スロットルフラップ管片において2つの軸受装置を用いて支承された調節軸が延びており、該調節軸が、回転軸線を中心にして回転可能に、吸気通路を制御するスロットル部材と結合されている形式のものにおいて、スロットルフラップ管片(2)がプラスチック射出成形品として構成されており、該プラスチック射出成形品に、リング状の挿入部材(56)が吸気通路(3)に対して直角に埋め込まれており、該挿入部材(56)が、L字形に曲げられた接続板(70)を有しており、該接続板(70)を貫いて調節軸(8)が延びていて、接続板(70)の、スロットル部材(4)とは反対側の各1つの接続板面(76)が、軸受装置(53,54)の、スロットル部材(4)に向けられた軸受端面(58,59)に接触していることを特徴とするスロットル装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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