特許
J-GLOBAL ID:200903047236456201

トリポードジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267829
公開番号(公開出願番号):特開平5-215141
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ジョイント励起力を減少し、ジャーナル及びローラ等ジョイント要素の安定した配置設定を可能とする。【構成】このトリポードジョイントは、アウタジョイント33を有し、これが3個の周方向で配設した軸平行な凹部34を有し、凹部34が周方向で対向した軌道42を形成しており、更に横断面で見て星形のインナジョイント31を有し、これが3個の周方向で配設したジャーナル32を有し、ジャーナル32がアウタジョイント33の凹部34内に係合し、ジャーナル32でローラ配置が支承してある。ジョイントが伸長してトルクを伝達するとき最初に指摘した面間でインナジョイント31からローラ38に直接加わる力の合力K1は第二に指摘した面間でアウタジョイント33からローラ38に加わる相手力の合力K2よりもジョイント軸線との垂直距離が小さく、ジョイント内にトルクが導入されると動作範囲内のどの曲げ角度でもローラ38に対し傾動モーメントが発生する。
請求項(抜粋):
アウタジョイント(13,33,53)を有し、これが3個の周方向で配設した軸平行な凹部(14,34,54)を有し、該凹部が周方向で対向した軌道を形成しており、更に横断面で見て星形のインナジョイント(11,31,51)を有し、これが3個の周方向で配設したジャーナル(12,32,52)を有し、該ジャーナルがアウタジョイントの凹部内に係合し、ジャーナル上でローラ配置が支承してあり、該配置が各1個のローラ支持体配置(16,36,56)と1個のローラ(18,38,58)とを含み、少なくとも後者が各ジャーナルに対し相対的にジャーナル軸線に対し軸方向に摺動可能、又ジャーナル軸線に対し角運動可能、揺動可能に配置してあるトリポードジョイントにおいて、球面がジャーナル(32)に又は各ローラ配置の要素(15, 56)に、そしてそれぞれ内部球形又は内部円筒形相手面が一方でローラ配置の要素(16, 36)又はローラ(58)に、他方でローラ(18,38,58)の外面及びこれに接触する軌道表面に形成してあり、ジョイントが伸長してトルクを伝達するとき最初に指摘した面間でインナジョイント(11,31,51)からローラ(18,38,58)に直接加わる力の合力K1は第二に指摘した面間でアウタジョイント(13,33,53)からローラ(18,38,58)に加わる相手力の合力K2よりもジョイント軸線との垂直距離が小さく、ジョイント内にトルクが導入されると動作範囲内のどの曲げ角度でもローラ(18,38,58)に対し傾動モーメントが発生し、該モーメントがローラを、負荷された軌道の接触面を中心に内方にジョイント軸線の方に傾動させることを特徴とするトリポードジョイント。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-172619
  • 特開平3-144118
  • 特開昭63-318318

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