特許
J-GLOBAL ID:200903047246248925

車両のドア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286266
公開番号(公開出願番号):特開平8-150832
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 車両の側面衝突の全ての形態において乗員保護装置用センサの作動要件および不作動要件を共に容易に満足することができ、かつこれを簡単な構造により実現できる車両のドアを得る。【構成】 ドア10では、センサ26に対向してインナプレート28が配設されている。インナプレート28は、一端部28Aがインパクトビーム18に固着され他端部28Bがアウタパネル12に連結されており、荷重受持ち構造体として作用し両端支持梁として挙動する際(アウタパネル12の比較的低位置に荷重が負荷された場合)の剛性が、インパクトビーム18と同等の剛性に設定されている。これにより、反力(センサ26の作動荷重)をインパクトビーム18及びインナプレート28の剛性により決定することができ、センサ26の作動要件および不作動要件を共に容易に満足することができる。
請求項(抜粋):
ドアパネルの内方に車両前後方向に沿って剛性確保用インパクトビームが設けられた車両のドアであって、前記インパクトビームよりも下方でかつ車両内方側に車両前後方向に沿って設けられたサブビームと、前記サブビームに取り付けられ、押圧されて導通することにより、車両に設けられた乗員保護装置を作動させるセンサと、前記センサを押圧可能に対向し、一端が前記インパクトビームに固着され他端が前記ドアパネルに連結されて実質的に片持ち支持されて所定の剛性を有し、前記インパクトビームに負荷された荷重を前記センサへ伝達して押圧すると共に変形後の前記ドアパネルに押圧されて前記センサを押圧して導通させるインナプレートと、を備えたことを特徴とする車両のドア。

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