特許
J-GLOBAL ID:200903047247038827

ソフトウエア故障回復のための再使用可能なソフトウエアモジュールを持つプログレッシブ再試行法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-155743
公開番号(公開出願番号):特開平8-030476
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ここに開示されるプログレッシブ再試行システムは、巻き込まれるプロセスの数並びに総合ロールバック距離を最小にする。【構成】 アプリケーションプロセスによって故障耐性(許容)を実現するために呼び出される複数のファンクションを提供する故障耐性ソフトウエアライブラリを含む、つまり、アプリケーションプロセスが所定の間隔にてそのアプリケーションプロセスがまだアクティブであることを示すハートビートメッセージを生成することを許す故障耐性ファンクションを提供する。加えて、クリティカルメモリを指定するため、クリティカルデータのバックアップコピーを格納するためにチェックポイント動作を実行するため、及び回復の際にクリティカルデータを復元するための故障耐性実現ファンクションを提供する。この再試行回復法は、前の再試行ステップが失敗した場合、ロールバックの範囲を徐々に増大させる複数の再試行ステップから構成される。
請求項(抜粋):
アプリケーションプロセス内の故障をバスパスするための装置であって、この装置が:複数の平行アプリケーションプロセスを実行するための少なくとも一つのプロセッサ;一つ或はそれ以上の前記のアプリケーションプロセスを監視するためのエラー検出モニタ及びこのモニタによって前記の複数のアプリケーションプロセスの一つの中に検出された故障をバイパスするためにプログレッシブ再試行回復アルゴリズムを実行するための再開サブシステムを含むウォッチドッグ;及び前記のアプリケーションプロセスを故障耐性にするために前記の一つ或はそれ以上のアプリケーションプロセスから呼び出すことができる複数の故障耐性ライブラリファンクションを格納するためのメモリデバイスを含み、この故障耐性ライブラリが:あるアプリケーションプロセスと関連するデータのチェックポイント化動作を定期的に遂行するためのチェックポイントファンクション;回復モードの際に不揮発性メモリからチェックポイント化されたデータを復元するための回復ファンクション;及び前記のアプリケーションプロセスによって生成された各出力メッセージを前記のメッセージがアプリケーションプロセスによって伝送される前にセンダログファイル内に登録するための故障耐性書込みファンクションを含み、ここでこの故障耐性書込みファンクションが回復モードの際に一つ或はそれ以上の前記の出力を抑圧するためのメカニズムを含み、この故障耐性ライブラリがさらに前記のアプリケーションプロセスによって受信された各入力メッセージをそれらが受信アプリケーションプロセスによって処理される前にレシーバログファイル内に登録するための故障耐性読出しファンクションを含み、この故障耐性読出しファンクションが、通常の動作においては、通信チャネルからデータを読出して受信されたメッセージをレシーバログファイル内に登録し、回復モードにおいは、この入力データが前記のレシーバログファイルから読出されることを特徴とする装置。
IPC (3件):
G06F 11/14 310 ,  G06F 15/00 320 ,  G06F 15/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭60-029412

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