特許
J-GLOBAL ID:200903047251288269

ソレノイドの故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119158
公開番号(公開出願番号):特開平8-293414
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 ソレノイドがON-OFF状態のいずれであっても、断線と短絡の両方を確実かつ速やかに検知できるソレノイドの故障検出装置を提供する。【構成】 演算部23は、出力ポート25およびドライバ回路26を通じてソレノイドSAを動作させる。出力モニター27は、ソレノイドSAのON状態では短絡を識別できるが断線を識別できない。また、ソレノイドSAのOFF状態では断線を識別できるが短絡を識別できない。演算部23は、定期的にごく短い時間だけソレノイドSAのON-OFF状態を反転させ、元のON-OFF状態と反転したON-OFF状態で2回続けて異常の有無を識別する。断線であれ短絡であれ2回のいずれかで異常と識別される。短い時間の反転であるから、自動変速機の実際の変速は起こらない。定期的な繰り返しの周期以内に断線を識別できる。
請求項(抜粋):
ソレノイドのON-OFF反転に際して指令信号の二値レベルを反転する制御装置と、前記ソレノイドに対する電力供給を前記指令信号に応じてON-OFF反転するドライバ回路と、前記ドライバ回路の出力ライン電圧を検知して、前記ソレノイドのON-OFF一方の状態でのみ、正常と断線に対応して出力の二値レベルを反転させる異常検出回路と、を有するソレノイドの故障検出装置において、前記ソレノイドが搭載された装置の動作に影響のない短時間だけ、前記指令信号の二値レベルを反転する第1処理手段と、前記指令信号が元の二値レベルにあるタイミングと第1処理手段によって反転されたタイミングとに対応させて前記異常検出回路の出力を検知し、前記正常に対応する二値レベルに無いときに警報信号を出力する第2処理手段と、を設けたことを特徴とするソレノイドの故障検出装置。
IPC (2件):
H01F 7/18 ,  F16K 31/06 320
FI (3件):
H01F 7/18 Z ,  H01F 7/18 K ,  F16K 31/06 320 A

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