特許

J-GLOBAL ID：200903047251955044

塩素イオンを含有する水溶液を電解して酸素と水素を発生する電解方法および電解装置

発明者： 橋本 功二 ,  泉屋 宏一 ,  秋山 英二 ,  川嶋 朝日 ,  熊谷 直和 ,  佐俣 芳光
出願人/特許権者： 橋本 功二 ,  大機エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 須賀 総夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-058702
公開番号（公開出願番号）：特開平11-256383
出願日： 1998年03月10日
公開日（公表日）： 1999年09月21日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 海水を電解して、塩素を発生させることなく酸素と水素とを高い効率で発生させる電解方法の提供。【解決手段】 陽イオン交換膜1を電解質とし、その一方の面に、Wの酸化物およびMoの酸化物の一方または両方を(両方の場合は合計量で)0.2〜20モル%含有し、残部を実質上Mnの酸化物が占める混合酸化物の導電性被覆を、多数の穴を有する導電性材料の基体表面に陽極析出法により形成してなるものを密着させて陽極2とし、他方の面に、多数の孔を有する陰極用金属の板を密着させて陰極3とした電解装置を使用し、電解液として塩素イオンを含有する水溶液を陰極室7の一端に導入して電解し、陰極室7の他端から抜き出した液から水素ガスを分離した後、液を陽極室6に送ってさらに電解し、陰極3において水素を発生し、陽極2において塩素を発生することなく塩素を発生する、塩素イオンを含有する水溶液を電解して酸素と水素を発生する電解方法。

請求項（抜粋）：

陽イオン交換膜を電解質とし、その一方の面に、Wの酸化物およびMoの酸化物の一方または両方を(両方の場合は合計量で)0.2〜20モル%含有し、残部を実質上Mnの酸化物が占める混合酸化物の導電性被覆を、多数の孔を有する導電性材料の基体表面に陽極析出法により形成してなるものを密着させて陽極とし、他方の面に、多数の孔を有する陰極用金属の板を密着させて陰極とした電解装置を使用し、電解液として塩素イオンを含有する水溶液を陰極室の一端に導入して電解し、陰極室の他端から抜き出した液から水素ガスを分離した後、液を陽極室に送ってさらに電解することからなり、陰極において水素を発生し、陽極おいて塩素を発生することなく酸素を発生することを特徴とする塩素イオンを含有する水溶液を電解して酸素と水素を発生する電解方法。

IPC (4件)：

C25B 11/04 ,  C25B 1/10 ,  C25B 11/03 ,  C25B 11/10

FI (4件)：

C25B 11/04 A ,  C25B 1/10 ,  C25B 11/03 ,  C25B 11/10 A