特許
J-GLOBAL ID:200903047254805400

デジタルパノラマX線撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104193
公開番号(公開出願番号):特開平7-308314
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 断層画像の算出時間を格段に短縮化でき、X線撮影後に所望の断層画像を迅速に表示するデジタルパノラマX線撮影装置を提供する。【構成】 被写体1を挟んで対向するようにX線源2とX線像検出器3が配置され、旋回アーム4の両端に取付けられる。像記憶部6は、旋回アーム4が旋回する間、X線像検出器3から出力される被写体1の画像情報を連続的に記憶する。フレームメモリM1には、画像処理部7が算出する第1断層面の第1断層画像が格納される。フレームメモリM2には、画像処理部7が算出する第2断層面の第2断層画像が格納される。フレームメモリM3には、画像処理部7がフレームメモリM2内の第2断層画像を第1断層面に沿って変換することによって得られる変換画像が格納される。フレームメモリM4には、画像処理部7がフレームメモリM1内の第1断層画像からフレームメモリM3内の変換画像を減算することによって得られるパノラマ画像が格納される。
請求項(抜粋):
X線を被写体に照射するX線源と、被写体を透過したX線像を検出するX線像検出手段と、被写体の周りに前記X線源および前記X線像検出手段を一体的に旋回させる旋回手段と、前記旋回手段の動作中に前記X線像検出手段から出力される画像情報を記憶するための像記憶手段と、前記像記憶手段に記憶された画像情報を用いて、所望の断層面に沿った断層画像を形成し、該断層画像に演算処理を施すための画像処理手段と、第1断層面に沿った第1断層画像を格納するための第1フレームメモリと、第2断層面に沿った第2断層画像を格納するための第2フレームメモリと、前記画像処理手段が第2断層画像を第1断層面に沿った変換画像に変換し、該変換画像を格納するための第3フレームメモリと、前記画像処理手段が第1フレームメモリに格納された第1断層画像から第3フレームメモリに格納された変換画像を減算してパノラマ画像を形成し、該パノラマ画像を格納するための第4フレームメモリと、第4フレームメモリに格納されたパノラマ画像を表示するための画像出力手段とを備えることを特徴とするデジタルパノラマX線撮影装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-144548
  • 特開平4-364677

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