特許
J-GLOBAL ID:200903047260916884

ウェーブフィールド顕微鏡、ウェーブフィールド顕微鏡法、DNA順序決定のためのウェーブフィールド顕微鏡法、およびウェーブフィールド顕微鏡に対する較正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-502406
公開番号(公開出願番号):特表2001-509612
出願日: 1998年07月09日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】本発明は、2つの新たなウェーブフィールド顕微鏡タイプIとタイプIIに関する。これらの顕微鏡は、それぞれ励起および照明システムを有し、このシステムは少なくとも1つのリアル照明源およびバーチャル照明源と、少なくとも1つの対物レンズ(タイプIIの場合)、ないしは2つの対物レンズ(タイプIの場合)を有する。ここにおいて照明源および対物レンズは次のように相互に配置される。すなわち、1つの二次元または3次元定在ウェーブフィールドを対象空間に形成するのに適するよう配置される。本発明の較正方法は、このウェーブフィールド顕微鏡に適合しており、蛍光色素マーキングされた対象構造体間の幾何学的間隔を測定することができ、この間隔は有効点像分布関数の主最大値の半値幅よりも小さくてよい。本発明はさらに、ウェーブフィールド顕微鏡法DNA順序決定のための方法に関する。
請求項(抜粋):
照明ないし励起システムと、対象空間と、検知システムとを有し、 前記照明ないし励起システムは、照明源と、第1の対物レンズと、第2の対物レンズまたは反射器とを有し、 第1の対物レンズと、第2の対物レンズまたは反射器とは、これらが一次元の定在ウェーブフィールドを形成するのに適するように相互に配置されており、 前記対象空間は、対象物に対する保持および操作装置を有し、 前記検知システムは、対物レンズ、接眼レンズおよび検知器を有する形式の、ウェーブフィールド顕微鏡において、 前記照明ないし励起システムは、2つまたは3つすべての空間方向に、コヒーレントな光ビームに対する少なくとも1つのリアル照明源またはバーチャル照明源と、部分ビームを出力結合するための少なくとも1つの反射器またはビームスプリッタ、またはコヒーレントな光ビームに対する別の照明源とを有し、 前記部分ビームにはそれぞれ1つの対物レンズが配属されており、かつ当該部分ビームは光波シーケンスを形成するのに適したものであり、 照明源の1つの光波シーケンスは、反射器ないしは別の照明源の光波シーケンスに対して逆並列に、または可変調整可能な角度で配向されており、 当該配向は、前記照明源の1つから発する光波シーケンスが、反射器ないしは別の照明源の光波シーケンスにより、平坦な波面を有する定在ウェーブフィールドに干渉されるようになされており、 検知システムは、エピ蛍光検知に適した、および/またはラスタ状の点検知に適した少なくとも1つの検知対物レンズを有し、 該検知対物レンズの開口数は有利には大きく、当該対物レンズの光軸は干渉ウェーブフィールドの1つの波面に対して垂直に配置されており、 当該検知対物レンズは励起システムの対物レンズと同じであってよく、 エピ蛍光検知に適した検知対物レンズには平坦な(2次元)検知器、例えばカメラが前置されており、ラスタ状の点検知に適した検知対物レンズには少なくとも1つの固定共焦点検知リング絞りおよび/または検知ホール絞り、および/または少なくとも1つの固定の検知スリットが前置されており、かつ点検知器、とりわけフォトマルチプライヤ、フォトダイオード、またはダイオードアレイが後置されている、ことを特徴とするウェーブフィールド顕微鏡。
IPC (6件):
G02B 21/06 ,  C12M 1/00 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/50 ,  C12N 15/09
FI (7件):
G02B 21/06 ,  C12M 1/00 A ,  C12Q 1/68 ,  G01N 21/64 E ,  G01N 21/64 F ,  G01N 33/50 P ,  C12N 15/00 A

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