特許
J-GLOBAL ID:200903047267850064

触媒壁を備える燃料ガス改質装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-544026
公開番号(公開出願番号):特表2002-511383
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】燃料電池電力設備において使用するための燃料ガスの改質装置は、複合材の板状装置から形成し、この板状装置は、間に設けた柱状の個々の燃料ガスの改質通路12、燃焼ガスの燃焼通路14とともに、間隔を置いて配置した分割用の板からなる管22、24、26を備える。燃料ガスの改質通路12には、触媒化したアルミナ複合材によりウォッシュコート28がなされた壁が設けてある。ウォッシュコート28のアルミナ複合材は、ニッケル触媒と、触媒複合材における再結晶化に抗してアルミナを安定化させる酸化セリウムや酸化ランタン成分を含む。ウォッシュコート28のアルミナ複合材は、また、アルミナ表面に炭素が形成するのを抑制する酸化カルシウム成分を含む。酸化セリウムや酸化ランタンと酸化カルシウムは、結合して、アルミナが安定化すること、また、ウォッシュコート28の表面に炭素が沈積するのを抑制することを、相乗効果的に改善する。
請求項(抜粋):
a)燃料ガスと水蒸気の混合物を通すための複数の燃料ガス通路と、 b)燃焼ガスの流れを通すための複数の燃焼ガス通路であって、前記燃焼ガス通路と前記燃料ガス通路は、互いに熱交換するように配置してあり、それによって、前記燃焼ガス通路からの熱が前記燃料ガス通路に移動する、燃焼ガス通路と、 c)前記燃料ガス通路と前記燃焼ガス通路から選択した通路であって、前記選択した通路には、酸化ランタン、酸化セリウム、酸化カルシウムのうちの少なくとも1種により安定化したアルミナのウォッシュコートが設けてあり、前記ウォッシュコートによって、高い温度における再結晶化に抗してアルミナが安定化し、また、前記燃料ガス通路と前記燃焼ガス通路の少なくとも一方の通路の壁に炭素が沈積するのが抑制される、選択した通路と、 を備えることを特徴とする炭化水素燃料ガスの水蒸気による改質装置。
IPC (7件):
C01B 3/38 ,  B01J 7/00 ,  B01J 19/00 ,  C10J 3/00 ,  F28D 7/00 ,  F28D 21/00 ,  H01M 8/06
FI (7件):
C01B 3/38 ,  B01J 7/00 ,  B01J 19/00 ,  C10J 3/00 ,  F28D 7/00 Z ,  F28D 21/00 Z ,  H01M 8/06 G
Fターム (46件):
3L103AA37 ,  3L103AA50 ,  3L103BB50 ,  3L103CC27 ,  3L103DD52 ,  3L103DD95 ,  4G040EA03 ,  4G040EA06 ,  4G040EB03 ,  4G040EB23 ,  4G040EB31 ,  4G040EB44 ,  4G040EC02 ,  4G040EC03 ,  4G040EC04 ,  4G040EC05 ,  4G068DA10 ,  4G068DC03 ,  4G068DC04 ,  4G068DC10 ,  4G068DD01 ,  4G075AA03 ,  4G075AA30 ,  4G075AA45 ,  4G075AA52 ,  4G075BA05 ,  4G075BD12 ,  4G075CA54 ,  4G075CA57 ,  4G075DA02 ,  4G075EA06 ,  4G075EC30 ,  4G075EE12 ,  4G075FB01 ,  4G075FB02 ,  4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EB03 ,  4G140EB23 ,  4G140EB31 ,  4G140EB44 ,  4G140EC02 ,  4G140EC03 ,  4G140EC04 ,  4G140EC05 ,  5H027BA01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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