特許
J-GLOBAL ID:200903047270890832

自動車のマルチコンピユータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081240
公開番号(公開出願番号):特開平5-088924
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 使い勝手が良く、処理の流れを簡略化することのできる自動車のマルチコンピュータシステムを提供する。【構成】 少なくとも2つのコンピュータ12、14からなり、電源オン時には第1の処理ステップ列(コールドスタートルーチン)を実施し、動作中の新規スタートのときには第2の処理ステップ列(ウォームスタートルーチン)を実施する。電源オン時と新規スタートとを区別してそれに対応した処理ステップ列を選択する手段が設けられる。さらにコンピュータのリセット回数が所定のしきい値を越えたかどうかのチェックが行われる。そうである場合にはコンピュータはその動作サイクルの間待機状態に移行される。
請求項(抜粋):
少なくとも2つのコンピュータからなり、制御機能を実施する自動車のマルチコンピュータシステムであって、動作サイクル開始時の電源オン時において各コンピュータにリセット信号が供給され、更にシステムの動作中にコンピュータの故障状態を識別する手段が設けられ、故障状態が識別された場合にその故障状態を識別するコンピュータが、同様にコンピュータシステムをその動作中に新規スタートさせるリセットパルスを発生する自動車のマルチコンピュータシステムにおいて、マルチコンピュータシステムが、以下のように、即ち電源オン時のリセット信号に応答して第1の処理ステップ列(コールドスタートルーチン)が実施され、新規スタート時のリセット信号に応答して第2の処理ステップ列(ウォームスタートルーチン)が実施され、リセット信号が発生された後にコンピュータ間で可変の識別子を交換することによって電源オンと新規スタートとが区別されて、それに対応した処理ステップ列が選択され、かつ/又は一つのコンピュータのリセットパルス数が所定数を越えた場合、コンピュータがシステムの動作サイクルの間、好ましくは再度電源オンされるまで、待機状態におかれるように、構成されることを特徴とする自動車のマルチコンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 11/14 310 ,  B60K 26/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-261438
  • 特開昭63-183254

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