特許
J-GLOBAL ID:200903047274373190

汚泥溶融固化体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-345464
公開番号(公開出願番号):特開2000-169269
出願日: 1998年12月04日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 生活排水や下水等から分離したスラリー状汚泥を原料として、リン酸質肥料として有効な溶成リン肥となる、重金属類の含有量が少ない汚泥溶融固化体を製造する。【解決手段】 脱水汚泥または汚泥焼却灰に、CaO、MgOおよび/またはその塩を、溶融固化体の成分としてCaO、MgO等のアルカリ土類のアルカリ成分が40%以上、く溶性苦土が12%以上となるように、且つ、く溶性リン酸が17%以上となるように添加し、更に、脱水汚泥または汚泥焼却灰中に含有されている重金属の含有量に対し、重金属がすべて塩化物に変換された場合の塩素のモル当量以上のアルカリ、アルカリ土類の塩化物を添加混合し、この混合物を1350°C以上の温度で酸素の存在下で溶融し冷却する。
請求項(抜粋):
生活排水、下水等の汚水を浄化する際に発生するスラリー状汚泥を濃縮および脱水し、脱水した汚泥を溶融し次いで冷却固化するか、または、前記脱水した汚泥を焼却し、その焼却灰を溶融し次いで冷却固化するに際し、溶融前の前記脱水汚泥または前記汚泥焼却灰に、CaO、MgOおよび/またはその塩を、溶融固化体の成分として、CaO、MgO 等のアルカリ土類のアルカリ成分が40%以上、く溶性苦土が12%以上となるように、そして、リン酸および/またはその塩を、溶融固化体の成分として、く溶性リン酸が17%以上となるようにそれぞれ添加し、更に、前記脱水汚泥または前記汚泥焼却灰中に含有されている重金属の含有量に対して、前記重金属がすべて塩化物に変換された場合の塩素のモル等量以上のアルカリおよび/またはアルカリ土類の塩化物を添加し、そして、これらを混合し、この混合物を1350°C以上の温度で、酸素の存在下で溶融し次いで冷却固化することにより、溶成リン肥としての、重金属含有率が低い汚泥溶融固化体を製造することを特徴とする、汚泥溶融固化体の製造方法。
IPC (3件):
C05B 13/06 ,  C02F 11/00 ZAB ,  C05F 7/00
FI (3件):
C05B 13/06 ,  C02F 11/00 ZAB C ,  C05F 7/00
Fターム (27件):
4D059AA03 ,  4D059AA11 ,  4D059BB01 ,  4D059BB04 ,  4D059BE00 ,  4D059BG00 ,  4D059CC01 ,  4D059DA04 ,  4D059DA07 ,  4D059DA08 ,  4D059DA09 ,  4D059DA39 ,  4D059DA47 ,  4D059EB06 ,  4D059EB11 ,  4H061AA02 ,  4H061BB44 ,  4H061CC51 ,  4H061DD20 ,  4H061EE12 ,  4H061GG05 ,  4H061GG20 ,  4H061GG23 ,  4H061HH41 ,  4H061LL02 ,  4H061LL25 ,  4H061LL26
引用特許:
審査官引用 (18件)
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