特許
J-GLOBAL ID:200903047283658572

鋳造品の結晶粒検査方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036077
公開番号(公開出願番号):特開平6-229990
出願日: 1993年02月01日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 鋳造品の内部に存在する結晶粒の大きさを非破壊で検査することができる結晶粒判定方法および装置を提供する。【構成】 超音波発信子16により被検査材10上の所定の入射位置から入射させられた超音波は、その被検査材10内を伝播し、その入射位置から所定の距離だけ離隔した検出位置において超音波受信子18により検出される。この超音波受信子18により検出された超音波の大きさは、超音波の伝播経路における鋳造金属内の結晶粒の大きさに応じて減衰させられることから、その超音波の大きさが予め定められた判断基準値Lを下回ったことを以て、鋳造品内の結晶粒が大きいと判定される。被検査材10の内部に存在する結晶粒の大きさを非破壊で容易に検査することができる。
請求項(抜粋):
鋳造品内の結晶粒の大きさを検査するための結晶粒検査方法であって、前記鋳造品上の所定の入射位置に予め設定された一定の大きさの超音波を入射させる入射工程と、前記入射位置から所定距離だけ離隔した検出位置において前記鋳造品内を伝播した超音波を検出する検出工程と、該検出工程において検出された超音波の大きさを予め定められた判断基準値と比較し、該超音波の大きさが該判断基準値を下回ったことを以て、前記鋳造品内の結晶粒が大きいと判定する結晶粒判定工程とを、含むことを特徴とする鋳造品の結晶粒検査方法。
IPC (2件):
G01N 29/20 ,  G01N 33/20

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