特許
J-GLOBAL ID:200903047296112404

マルチキャストルーチング方法、その装置及びプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-053242
公開番号(公開出願番号):特開2001-244929
出願日: 2000年02月29日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】 遅延時間の上限値が設定された場合で、ループ(呼損)を小とし、かつツリーコストを低い値とする。【解決手段】 ノード接続時にループを生成することなく経路設定することを保証し、かつ下流にノード接続を可能とするようなラベル値(□枠内の数値)を遅延時間に関する再短路木を用いて算出して各ノードに与えておき、マルチキャストツリー構成時には、ソースから書くノードまでの遅延時間がそのノードのラベル値を越えないように経路を設定する。新規参加ノード#6は#3か#5に接続可能であるが、経路#6-#3-#4-ソースでは遅延時間が5(=3+1+1)で許容最大値5を越えないが、経路#6-#5-#4-ソースは遅延時間が6(=4+1+1)となり、5を越えるので前者の経路を設定する。複数の経路で遅延時間条件を満たす場合はそのうちで経路コストが最小のものを設定する。
請求項(抜粋):
通信ネットワーク上で、情報を送信するソースから各受信ノードまでの遅延時間に上限値Δが設定されているマルチキャスト通信に、参加あるいは離脱するノードが逐次的に発生したとき、遅延時間が上記上限値Δを超えない経路を用いてマルチキャストサービスを行うことができるマルチキャストルーチング方法において、各ノードiにラベル値(Δ-max{delay(Lij)|j∈Vleaf(i)})を予め付与する過程と、ただしLijはソースを根とする遅延時間に関する最短路木上のノードiからjまでの経路、Vleaf(i)は上記最短路木上でノードに中継されているノードの集合、delay(L)は経路Lにおける遅延時間である、新規参加ノードより上記マルチキャスト通信への接続要求が発生し、既存のマルチキャストツリーへ接続する際に、新規参加ノードを接続することができる複数の経路候補の内、その経路候補上の各ノードのソースからの遅延時間が、そのノードのラベル値を超えない経路候補を選択し、その選択された経路候補が複数の場合はその内の最小コストで接続可能な経路候補を用い、選択された経路候補が1つの場合はその経路候補を新規接続経路として用いて、新規参加ノードから既存のマルチキャストツリーへ接続する過程と、を有することを特徴とするマルチキャストルーチング方法。
IPC (3件):
H04L 12/18 ,  H04L 12/56 ,  H04M 3/00
FI (3件):
H04M 3/00 D ,  H04L 11/18 ,  H04L 11/20 102 D
Fターム (24件):
5K030GA02 ,  5K030GA20 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030HD03 ,  5K030HD09 ,  5K030JA11 ,  5K030JL07 ,  5K030KA01 ,  5K030KA05 ,  5K030LA19 ,  5K030LB05 ,  5K030LD02 ,  5K030LD08 ,  5K030LD18 ,  5K030MB06 ,  5K030MD09 ,  5K051AA01 ,  5K051AA03 ,  5K051CC02 ,  5K051FF01 ,  5K051FF16 ,  9A001CC06 ,  9A001GG19

前のページに戻る