特許
J-GLOBAL ID:200903047297099231
電子血圧計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-108020
公開番号(公開出願番号):特開2003-299627
出願日: 2002年04月10日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】【課題】 測定精度を向上させる。【解決手段】 血圧測定時にMPU10は、カフ1内の圧力を制御し、カフ圧の圧迫により生じる脈波を帯域通過フィルタ6などを介し検出し、検出された脈波の波形特徴量を算出し、算出された波形特徴量を用いて血圧を演算して出力するとき、MPU10は脈波を検出可能なカフ圧の範囲において脈波を検出する。したがって、脈波の検出、波形特徴量算出および血圧の演算からなるの血圧測定の処理は、脈波を検出可能なカフ圧の範囲において実行されるから、脈波を検出できない範囲で上述の処理が実行されることがなくなって、精度良く血圧測定できる。
請求項(抜粋):
生体の所定部位に装着されて動脈を圧迫するためのカフと、前記カフ内の圧力であるカフ圧を制御するカフ圧制御手段と、前記カフ圧を検出する圧力検出手段と、前記カフ圧に圧迫されて生じる前記動脈の容積変化の脈動成分に由来する脈波を検出する脈波検出手段と、前記脈波検出手段により検出された前記脈波の1種類以上の波形特徴量を算出する波形特徴量算出手段と、前記波形特徴量の種類のそれぞれに対応して、血圧に対する相対的な前記カフ圧の高さを示す相対カフ圧と該波形特徴量とを変数とする1つ以上の2変数関数からなる関数群を記憶する関数記憶手段と、前記波形特徴量算出手段によって算出された1種類以上の前記波形特徴量それぞれについて、前記関数記憶手段の対応する前記関数群から、該波形特徴量で特定される前記相対カフ圧のみを変数とする1変数関数を出力する1変数関数出力手段と、前記1変数関数出力手段により出力された前記1変数関数について、最大値を与える前記相対カフ圧値を決定する相対カフ圧決定手段と、前記相対カフ圧決定手段によって決定された前記相対カフ圧値と前記脈波検出手段が前記脈波を検出した時点での前記圧力検出手段により検出された前記カフ圧とを用いて演算し、演算結果を血圧推定値とする血圧算出手段とを備え、前記カフ圧制御手段は、加圧上限圧および加圧下限圧を設けることを特徴とする、電子血圧計。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/02 337 F
, A61B 5/02 336 F
Fターム (15件):
4C017AA08
, 4C017AA09
, 4C017AC01
, 4C017AD01
, 4C017BB20
, 4C017BC08
, 4C017BC11
, 4C017BC23
, 4C017BD06
, 4C017CC01
, 4C017DD11
, 4C017DE01
, 4C017DE05
, 4C017FF01
, 4C017FF30
引用特許:
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