特許
J-GLOBAL ID:200903047307159939

可変容量型揺動板式圧縮機の容量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-261029
公開番号(公開出願番号):特開平5-071470
出願日: 1991年09月12日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機起動時の急激なトルク変動を抑制し、アイドリング時のエンジン回転の安定やエンジンストールの防止を図るとともに、起動時の衝撃音の発生と異常摩耗を防ぐ。【構成】 ロータ40のボス部内周にシリンダ室36を形成し、このシリンダ室36に吐出室10からの吐出ガスを導く高圧導入路35をシャフト7に設け、シャフト7に環状ピストン37を摺動自在に装着し、前記シリンダ室36の圧力上昇につれてばね46を押圧するように環状ピストン37をシリンダ室36に遊嵌し、吐出室10からの吐出ガスを高圧導入路35に導く高圧案内路28,29,26b,32をシリンダブロック2に設け、吸入圧Psと吐出圧Pdとの圧力差に応じて開閉し、吐出圧Pdが上昇して前記圧力差が所定値以上になると前記高圧案内路を閉じるスプール弁27を、前記高圧案内路の途中に配設した。
請求項(抜粋):
回転自在に支持されたシャフトと、このシャフトに揺動自在に装着された揺動板と、前記シャフトに固定されたロータとを備え、前記前記揺動板を傾斜小方向に付勢するばねを前記シャフトに装着し、吸入室と前記揺動板が収容されたクランク室とを結ぶ連通路をシリンダブロックに設け、吸入圧が所定値以下のときに前記連通路を閉じ、吸入圧が所定値以上のとき前記連通路を開くコントロールバルブを前記連通路の途中に設け、このコントロールバルブにより前記クランク室の圧力を調節して前記揺動板の傾斜角を変化させるようにした可変容量型揺動板式圧縮機の容量制御装置において、前記ロータのボス部内周にシリンダ室を形成し、前記吐出室からの吐出ガスを前記シリンダ室に導く高圧導入路を前記シャフトに設け、前記シャフトにピストンを摺動自在に装着し、前記シリンダ室の圧力上昇につれて前記ばねを押圧する前記ピストンを前記シリンダ室に遊嵌し、前記吐出室からの吐出ガスを前記高圧導入路に導く高圧案内路を前記シリンダブロックに設け、吐出圧が上昇して吸入圧との圧力差が所定値以上になると前記高圧案内路を閉じる容量調整弁を、前記高圧案内路の途中に配設したことを特徴とする可変容量型揺動板式圧縮機の容量制御装置。
IPC (3件):
F04B 27/08 ,  F04B 49/00 361 ,  F04B 49/02 331

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