特許
J-GLOBAL ID:200903047314325950

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-111772
公開番号(公開出願番号):特開平8-303573
出願日: 1995年05月10日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 第1の変速期間中において第2の変速判断が行われたときその変速出力に起因する変速ショックが好適に防止される車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 2→1変速の途中において第2速ギヤ段を達成するための1→2変速の判断が行われた場合には、2→1変速途中のイナーシャ相の開始前では直ちに第2速ギヤ段を達成させるためのソレノイドパターンS2ND(変速出力)が出力されるが、2→1変速途中のイナーシャ相の開始後では上記2→1変速が完了した後に第2速ギヤ段を達成させるためのソレノイドパターンS2ND(変速出力)が出力されるので、上記ソレノイドパターンS2NDの出力に関連してブレーキB3が直ちに係合させられても、クラッチ回転速度NCOの急変が発生せず、変速ショックが好適に防止される。
請求項(抜粋):
第1のギヤ段と第2のギヤ段との間の変速を達成するために切り換えられるシフト弁と、該第1のギヤ段と第2のギヤ段との間の変速に際して解放或いは係合させられる油圧式摩擦係合装置内の油圧を直接的に制御する調圧弁とを備え、該油圧式摩擦係合装置が解放させられることにより達成される第1の変速では該調圧弁による調圧作動を確保するために前記シフト弁の切り換えを遅延させる形式の車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記第1の変速の途中において前記油圧式摩擦係合装置が係合させられることにより達成される第2の変速の判断が行われた場合には、該第1の変速の期間におけるイナーシャ相の開始前か否かを判定するイナーシャ相判定手段と、該イナーシャ相判定手段による判定結果に基づいて、前記第2の変速を実行させるための変速出力の出力時期を変更する変速出力時期変更手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/06 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 61/04

前のページに戻る