特許
J-GLOBAL ID:200903047314433612

音声のピッチ符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211269
公開番号(公開出願番号):特開平7-064600
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 音声符号化装置において、少ない演算量で、ピッチ周期を抽出できる。【構成】 フレーム処理部130では、入力端子100から入力した入力音声信号を用いてピッチトラッキング部120でフレームに渡るピッチトラッキングを行なう。サブフレーム処理部230では、まず、ピッチ予備選択部140において、フレーム処理部130で得たピッチトラッキングパスの各サブフレームのピッチの近辺からピッチ候補を選出する。次に、このピッチ候補に対応する適応コードブック部150の出力と音源コードブック部180の出力を各々ゲイン調整して加算した信号を合成フィルタ200に通す。最後に、入力音声との差分を最小歪み評価部で検定し、波形歪み最小のピッチのインデクスと音源コードブックのインデクスを出力する。
請求項(抜粋):
音声信号を、フレーム単位で得た特徴パラメータと前記フレームを更に分割したサブフレーム単位で得た特徴パラメータを用いて符号化する音声のピッチ符号化装置であって、過去の励振信号をピッチ周期で繰り返して作った適応コードブックと、予め作成した信号からなる音源コードブックの2つの励振源を備え、励振信号を線形予測合成フィルタに通して音声を合成する音声のピッチ符号化装置において、前記フレーム以上の単位でピッチ周期を抽出するピッチトラッキング部と、前記サブフレーム単位で前記ピッチトラッキング部で抽出したピッチ周期近辺のピッチ周期の中で前記線形予測合成フィルタを通して、波形歪みが最小となるピッチ周期を最終的に選択する最終選択部とからなることを特徴とする音声のピッチ符号化装置。
IPC (2件):
G10L 9/18 ,  G10L 9/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-270398
  • 特開平4-305135

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