特許
J-GLOBAL ID:200903047321790030

溶融金属のレーザー気化分析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-355433
公開番号(公開出願番号):特開平7-198708
出願日: 1993年12月30日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】溶融金属の即時分析を高精度で行う。【構成】プローブ1に不活性な搬送ガスを導入口5から導入し、コック11を閉じ開口部7から排気しながら、このプローブを溶融金属8内に挿入する。挿入後コック11を開きプローブ1内を常圧に戻し、採取された分析試料に、パルス半値幅50nsec〜500nsecのレザー光を、エネルギー密度0.5GW〜50GW、発振周波数100Hz 以上で照射して微粒子試料を採取し、これを搬送ガスで検出器に送り分析する。【効果】挿入時にプローブ1の内部は加圧状態となり、異物の混入を避けた分析試料が得られ、この分析試料に蒸発の選択性を抑制し且つ微粒子量及びその変動が少ない条件でレーザー光が照射されるので、高い分析精度が得られる。
請求項(抜粋):
不活性な搬送ガスをプローブに送りこのプローブ内で溶融金属にパルスレーザー光を照射し発生する微粒子試料を検出器に搬送して元素分析を行うレーザー気化分析方法において、溶融金属表層の異物を除いて分析試料を不活性ガス雰囲気のプローブ内に導入し、この分析試料に、パルス半値幅50nsec以上500nsec以下のパルスレーザー光をエネルギー密度0.5GW/cm2 以上50GW/cm2 、発振周波数100Hz 以上で照射して微粒子試料を採取することを特徴とする溶融金属のレーザー気化分析方法。
IPC (2件):
G01N 33/20 ,  G01N 1/10

前のページに戻る