特許
J-GLOBAL ID:200903047332446888

ターボ過給機付内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065164
公開番号(公開出願番号):特開平5-263671
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】排気圧力が過大となるような場合でもタービンに必要な回転を維持させながら内燃機関のポンピングロスを低減させる。【構成】エンジン2の各気筒#1〜#4に一対の排気ポート8,9を設け、各排気ポート8,9を各排気通路13,15に別々に連通させ、排気通路13をタービン17の入口側に、排気通路15をタービン17の出口側にそれぞれ連通させる。各排気ポート8,9に油圧アクチュエータで駆動される排気バルブ10,11をそれぞれ設け、排気行程で排気バルブ11を排気バルブ10よりも遅く開弁させると共に、高速運転時には排気バルブ11の開弁期間を増大させるように油圧アクチュエータを制御する。従って、タービン17の回転に有効なブローダウン時の排気圧力のエネルギーのみが排気通路13を通じて生かされ、ブローダウン時以降の不必要な排気圧力は排気通路15を通じて抵抗なく取り除かれる。
請求項(抜粋):
排気によりタービンを回転させることによりコンプレッサを駆動させて吸気を過給するようにしたターボ過給機を備えてなる内燃機関と、前記内燃機関の気筒に互いに独立して設けられた第1の排気ポート及び第2の排気ポートと、一端が前記第1の排気ポートに連通され、他端が前記タービンの入口側に連通されてなる第1の排気通路と、一端が前記第2の排気ポートに連通され、他端が前記タービンの出口側に連通されてなる第2の排気通路と、前記第1の排気ポートを開閉する第1の排気バルブと、前記第2の排気ポートを開閉する第2の排気バルブと、前記第1の排気バルブを開閉駆動するための第1のバルブ駆動手段と、前記第2の排気バルブを開閉駆動するための第2のバルブ駆動手段と、前記内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記内燃機関の排気行程において前記第2の排気バルブを前記第1の排気バルブよりも遅く開弁させると共に、高速運転時には前記第2の排気バルブの開弁期間を増大させるように前記第1及び第2のバルブ駆動手段を駆動制御するバルブ制御手段とを備えたことを特徴とするターボ過給機付内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F02D 23/00 ,  F02B 37/00 302 ,  F02D 13/02 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00

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