特許
J-GLOBAL ID:200903047340189800

雑音除去装置、音声認識装置および記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-334286
公開番号(公開出願番号):特開2000-163099
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 正確な雑音除去を行う雑音除去装置および認識精度の高い音声認識装置を実現する。【解決手段】 入力信号の短時間信号を切り出し(S12)、その短時間信号の周波数スペクトルを演算し(S14)、非音声区間であり(S16:No)、定常雑音である場合は(S18:Yes)、その定常雑音の雑音スペクトルを推定し(S20)、音声が入力され、音声区間と判定されると(S16:Yes)、その音声区間の入力信号の周波数スペクトルからS20で推定した雑音スペクトルを減算して雑音補正を行い(S22)、その補正された入力信号に基づいて音声認識を行う(S24)。このように、定常雑音のみに基づいて雑音スペクトルを推定するため、正確な雑音除去を行うことができ、その雑音除去された入力信号に基づいて音声認識するため認識精度を高めることができる。
請求項(抜粋):
音声が入力される前の非音声信号と、音声信号とを有する入力信号を所定の時間ごとの短時間信号に切り出す切出手段と、この切出手段によって切り出された短時間信号ごとの周波数スペクトルを求める時間軸/周波数軸変換手段と、前記切出手段によって切り出された短時間信号のうち、前記非音声信号の短時間信号が定常か非定常であるかを、前記時間軸/周波数軸変換手段によって求められた周波数スペクトルに基づいて判定する判定手段と、この判定手段によって定常と判定された短時間信号の周波数スペクトルを用いて前記音声信号に含まれる雑音スペクトルを推定する推定手段と、前記時間軸/周波数軸変換手段によって求められた前記音声信号の周波数スペクトルから、前記推定手段によって推定された雑音スペクトルを減算する減算手段と、が備えられたことを特徴とする雑音除去装置。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  G10L 15/02
FI (2件):
G10L 3/02 301 D ,  G10L 7/08 A
Fターム (2件):
5D015CC01 ,  5D015EE05

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