特許
J-GLOBAL ID:200903047346774721

リクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027157
公開番号(公開出願番号):特開平8-214978
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】リクライニング装置を小型化する際、ラチェットとポールの噛合強度を十分確保し、かつシートバックの傾斜角度がきめ細かく調整し得るようにする。【構成】各ポール13,14をラチエット11dの径内側に配置し、ラチエット11dの径を縮小する際歯丈を不変として歯数を減らす手段を採る。この場合、ラチエット11dの歯部においてはピッチが大きくなるが、各ポール13,14をラチェット11dに対して互いに選択的に噛合するように設定する。ラチエット11dに対する各ポール13,14の選択的な噛合によりラチエット11dの歯部の大きなピッチが補償され、シートバックのきめ細かい傾斜角度の調整が可能となる。この場合、歯丈を不変としているため、ラチエット11dとポール13,14との噛合強度は十分に確保されている。
請求項(抜粋):
シートクッションの後部にシートバックの下部を前後方向へ回動可能に組付けて同シートバックの前後方向の傾斜角度を調整可能とするリクライニング装置であり、前記シートバックに組付けられるアッパーアームに設けられた内歯を有するリング状のラチェットと、前記シートクッションに組付けられるロアアームに設けられ前記アッパアームに前記ラチェットに対して同心的に嵌合して同アッパアームを前後方向へ回転可能に支持する支持部と、前記両アーム間に挟持されて前記ラチェットの径内側にて同ラチェットの内歯に対して進退可能に位置する複数のポールと、前記両アームを前記ラチエットに対して同心的に貫通して前記各ポールの互いに対向する基端部間を挿通する操作軸と、同操作軸の外周と前記各ポールの基端部間に設けられバネ付勢されて前記各ポールを前進状態に保持して前記ラチエットの内歯に噛合させるとともに前記操作軸の回転動作により動作して前記各ポールを後退させて前記ラチェットの内歯から離間させるカム手段と、前記操作軸に連結され回動操作により同操作軸を回転動作させる操作レバーを備え、前記各ポールを前記ラチェットに対して互いに選択的に噛合するように設定したことを特徴とするリクライニング装置。

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