特許
J-GLOBAL ID:200903047347018548
直線増幅装置の歪補償制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-282477
公開番号(公開出願番号):特開平5-121958
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】複数個の搬送波を共通増幅し、歪補償制御回路を有する直線増幅装置において、周囲温度変動による相互変調歪の悪化を防止し、通話品質を確保する。また、歪補償値決定時の回線断を不要とする。【構成】演算処理部9は温度センサー部14より得られる周囲温度情報と、メモリ部15に記憶された周囲温度に応じた制御電圧情報をもとに減衰量制御電圧10と位相制御電圧11を送出する。歪発生部4は、これらの制御電圧を受け、電力増幅部5にて発生する相互変調歪を打ち消す等振幅逆位相の歪を発生させる。
請求項(抜粋):
複数個の搬送波を直線増幅する電力増幅部と、前記電力増幅部にて発生する相互変調歪とは等振幅・逆位相の相互変調歪を発生させる歪発生部と、前記歪発生部にて発生する等振幅・逆位相の相互変調歪の振幅量と位相量を制御するための制御信号を送出する演算処理部とを有するプリディストーション型の直線増幅装置において、周囲温度を検出し温度情報として送出する温度センサー部と、前記周囲温度に応じた最適歪補償値を有する複数の制御電圧値を記憶したメモリ部とを有し、前記演算処理部が、前記温度センサー部からの前記温度情報に応じて前記メモリ部から対応する制御電圧値を読み出し、前記制御信号として前記歪発生部へ送出することを特徴とする直線増幅装置の歪補償制御方式。
IPC (2件):
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