特許
J-GLOBAL ID:200903047355016970

内燃機関の気筒判別検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-292748
公開番号(公開出願番号):特開平5-133268
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 4サイクル内燃機関において、気筒判別および回転角位置を的確かつ迅速に検知し、内燃機関の始動性を向上する。【構成】 6気筒内燃機関のクランクシャフト1側の円板2の外周に23個の突起3と1個の欠歯部4が形成される。一方、カムシャフト5側の円板6に6個の突起7と1個の余分歯8が形成される。電磁ピックアップ10、12は、突起3、突起7および余分歯8が通過する毎に信号を発生する。この信号を入力するCPU16は、欠歯部4から第1気筒または第6気筒を検出し、この付近の所定の期間中にカムシャフト5の余分歯8が検出されたか否かを基準に第1気筒か第6気筒かを判別する。このため、クランクシャフト1回転以内に第1気筒か第6気筒かを判定できる。電磁ピックアップ10が発生する信号がフェイルしても、他方の電磁ピックアップ12がバックアップするため、フェイル時の制御が損なわれず、制御装置の信頼性が確保される。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトに同期して回転する第1回転体と、カムシャフトに同期して回転する第2回転体とを有する4サイクル内燃機関において、第1回転体の外周位置に等角度間隔をもって形成される複数の被検知部と、第2回転体の外周位置に等角度間隔をもって形成される複数の被検知部と、第1回転体の外周位置の特定箇所に気筒判別可能に形成される第1基準位置被検知部と、第2回転体の外周位置の特定箇所に気筒判別可能に形成される第2基準位置被検知部と、前記第1回転体の前記被検知部の回転軌跡近傍に設けられ、その被検知部が近傍を通過する毎にパルスを発生する第1検知素子と、前記第2回転体の前記被検知部の回転軌跡近傍に設けられ、その被検知部が近傍を通過する毎にパルスを発生する第2検知素子とを備え、前記第1検知素子および前記第2検知素子がそれぞれ発生する信号に基づいて、第1回転体の第1基準位置被検知部の発生する信号入力時、該信号入力付近の所定期間中に第2回転体の発生するパルス数に応じて基準気筒の設定をすることを特徴とする内燃機関の気筒判別検出装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 ,  F02P 3/04 303
引用特許:
審査官引用 (1件)

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