特許
J-GLOBAL ID:200903047355596674

丸鋸切断機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114261
公開番号(公開出願番号):特開平10-286717
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 切削中の丸鋸のびびり振動を除去して、騒音の発生を安価に抑制する。【解決手段】 丸鋸切断機により金属材質の被削材の切断において、オイルの温度が平衡値になった状態で、切り始めの最大切断騒音を、機械系の騒音程度に抑えるためには、オイルの動粘度を800cStより大きくすればよく、ブレーキを用いる場合には、オイルの動粘度を400cStより大きくすればよい。平衡状態でオイルの動粘度が低い場合には、オイルの温度上昇を抑えて、動粘度を高くすればよく、そのためにオイルを冷却して所定温度にコントロールすればよい。これにより、歯車のバックラッシが、動粘度の高いオイルによって抑制され、丸鋸のびびり振動が抑制される。そのため、丸鋸切断機の切断精度が向上すると共に、刃先の損傷、欠損等の不具合が防止され、丸鋸の寿命が高められる。また、切削時の騒音も大幅に低減されるので、作業環境を改善することができる。
請求項(抜粋):
内部に歯車機構を有し、かつ潤滑油が充填されたギアボックスと、同ギアボックス内に回転可能に支持されてかつ一端が同ギアボックスから突出した主軸と、同主軸の一端に取り付けられた丸鋸と、前記ギアボックスに並設した電動モータとを備え、同電動モータの回転を前記歯車機構を含む減速機構により減速して前記主軸に伝達する丸鋸切断機において、前記ギアボックスに温度調節機構を設け、前記潤滑油の動粘度を400〜5000cStに維持することを特徴とする丸鋸切断機。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • グリース組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-025818   出願人:日本石油株式会社
  • 丸鋸切断機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-244855   出願人:津根精機株式会社
  • 特開昭63-289097
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