特許
J-GLOBAL ID:200903047362296147
鍵共有方法及び通信装置
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-063887
公開番号(公開出願番号):特開2003-264545
出願日: 2002年03月08日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】 複数の通信装置で暗号通信用の共通鍵を共有する際に必要な通信装置全体での計算時間を短くする。【解決手段】 まず、第1段階として、通信装置P1〜P8が2つのグループに分かれ、ある公開データに対し各グループ内の全ての通信装置が順に演算処理を施して公開データを生成する。次に、第2段階として、各公開データについて未だ演算処理を施していない通信装置が2つのグループに分かれ、この公開データに対し各グループ内の全ての通信装置が順に演算処理を施して公開データを生成する。更に、第3段階として、各公開データについて未だ演算処理を施していない2つの各通信装置がこの公開データに対し演算処理を施して公開データを生成する。最後に、第4段階として、各公開データについて未だ演算処理を施していない唯一の通信装置が、この公開データに対し演算処理を施して共通鍵を生成する。
請求項(抜粋):
複数の通信装置からなる通信グループ内の全通信装置で暗号通信用の共通鍵を共有するための鍵共有方法であって、下記(a1)〜(a5)の手順を含むことを特徴とする鍵共有方法。(a1):最初に、前記通信グループを2つに分けた各サブグループ内の通信装置のうちの1つが、前記通信グループ内の全通信装置で共有する公開データに対し当該装置のみが有する秘密鍵を用いた演算処理を施して公開データを生成し、当該装置が属するサブグループ内に、この生成した公開データについて未だ秘密鍵を用いた演算処理を施していない通信装置が存在すれば、その通信装置のうちの1つを送信先としてこの公開データを送信する。(a2):前記サブグループ内の通信装置は、他の通信装置から公開データを受信すると、この公開データに対し当該装置のみが有する秘密鍵を用いた演算処理を施して公開データを生成し、当該装置が属するサブグループ内に、この生成した公開データについて未だ秘密鍵を用いた演算処理を施していない通信装置が存在すれば、その通信装置のうちの1つを送信先としてこの公開データを送信する。(a3):上記(a2)の手順は、生成した公開データの送信先が存在しなくなるまで繰り返される。(a4):上記(a1)又は(a2)で、自己が生成した公開データの送信先が存在しない通信装置は、この生成した公開データについて未だ秘密鍵を用いた演算処理を施していない通信装置が前記通信グループ内に複数存在すれば、それらを2つのグループに分けた各グループ(以下、下位サブグループという)について、この下位サブグループ内の通信装置のうちの1つを送信先としてこの公開データを送信する。そして、この下位サブグループが上記(a2)のサブグループとなり、上記(a2)からの手順が行われる。(a5):上記(a1)又は(a2)で、自己が生成した公開データの送信先が存在しない通信装置は、この生成した公開データについて未だ秘密鍵を用いた演算処理を施していない通信装置が前記通信グループ内に複数存在せず1つしか存在しなければ、この存在している通信装置を送信先としてこの公開データを送信する。そして、この公開データを受信した通信装置は、受信した公開データに対し当該装置のみが有する秘密鍵を用いた演算処理を施して共通鍵を生成する。
FI (2件):
H04L 9/00 601 C
, H04L 9/00 601 E
Fターム (3件):
5J104AA16
, 5J104AA18
, 5J104JA03
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