特許

J-GLOBAL ID：200903047367379768

電子写真感光体及び電子写真装置

発明者： ▲吉▼村 公博 ,  森川 陽介 ,  酒匂 春海 ,  辻 晴之 ,  浅野 久美子
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 山下 穣平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-040176
公開番号（公開出願番号）：特開平11-237751
出願日： 1998年02月23日
公開日（公表日）： 1999年08月31日
要約：

【要約】【課題】 高硬度で耐久性に優れた保護層を有し、高湿下においても画像が劣化することがない電子写真感光体及び該電子写真感光体を有する電子写真装置を提供する。【解決手段】 該保護層が導電性微粒子、硬化性アクリルモノマー及びオリゴマー、及びベンゾイン系重合開始剤を含有し、更に該硬化性アクリルモノマー及びオリゴマーの吸収ピーク波長と該ベンゾイン系重合開始剤の最低励起(n,π*)遷移の吸収ピーク波長の間に吸収域を持つ非アミノ系のベンゾフェノン系化合物を含有した塗工液を用い、これを感光層上に塗工し該硬化性アクリルモノマー及びオリゴマーの吸収波長より長波長で該ベンゾフェノン系化合物の吸収域を含む波長の紫外線照射により硬化させて形成された電子写真感光体。

請求項（抜粋）：

支持体上に感光層及び保護層を有する電子写真感光体において、該保護層が導電性微粒子、硬化性アクリルモノマー及びオリゴマー、及び下記式(1)で示されるベンゾイン系重合開始剤を含有し、更に該硬化性アクリルモノマー及びオリゴマーの吸収ピーク波長と該ベンゾイン系重合開始剤の最低励起(n,π* )遷移の吸収ピーク波長の間に吸収域を持つ非アミノ系のベンゾフェノン系化合物を含有した塗工液を用い、これを感光層上に塗工し該硬化性アクリルモノマー及びオリゴマーの吸収波長より長波長で該ベンゾフェノン系化合物の吸収域を含む波長の紫外線照射により硬化させて形成されることを特徴とする電子写真感光体。【化1】(式中、R1 は水素原子またはメトキシ基を示し、R2 はヒドロキシ基またはアルコキシ基を示す。)

IPC (3件)：

G03G 5/147 502 ,  G03G 5/147 503 ,  G03G 15/02 102

FI (3件)：

G03G 5/147 502 ,  G03G 5/147 503 ,  G03G 15/02 102