特許
J-GLOBAL ID:200903047367493765

二重化システムの状態交換・障害検出兼用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179481
公開番号(公開出願番号):特開2002-373084
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】局所メモリと共有メモリの両方の記憶装置を持つ二つの計算機系において、一方の系の局所メモリに記憶された各種状態の変化を、共有メモリを用いて他方の系の局所メモリに反映させるとともに、その状態反映機構を利用して、一方の系が他方の系の障害を検出する方法を提供する。【解決手段】共有メモリにリングバッファを設け、一方の系は、その局所メモリの各種状態を変更する度に、その変更内容を表す情報をリングバッファへ書き込む。他方の系はリングバッファからその情報を読み出し、局所メモリへ状態変更を施す。また、一方の系は、他方の系がリングバッファに対する操作に伴って書き換えるポインタの値を定期的に監視することによって、他方の系または共有メモリ機構の障害を検出する。
請求項(抜粋):
当該計算機のみが参照できる局所記憶領域と、他の計算機との間で互いに参照できる共有記憶領域の両方の記憶装置を内部に有する計算機であって、上記計算機の上記局所記憶領域内に記憶されたデータの変更に関する情報を、上記計算機の上記共有記憶領域へ逐次書き込む手段、上記計算機の上記共有記憶領域内に設けられた特定の記憶領域に記憶されたデータを、上記情報の書き込みに応じて定期的に書き換える手段、上記計算機の上記共有記憶領域内に設けられた特定の記憶領域を定期的に監視することにより、上記計算機との間で上記共有記憶領域を共有する他の計算機、または上記共有記憶領域の記憶内容を上記計算機と他の計算機との間で共有するための装置、またはそれらの両方に障害が発生したことを判別する手段、とを備えたことを特徴とする計算機。
IPC (3件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 11/30 ,  G06F 15/177 678
FI (3件):
G06F 11/20 310 C ,  G06F 11/30 F ,  G06F 15/177 678 A
Fターム (10件):
5B034BB02 ,  5B034CC01 ,  5B034CC02 ,  5B034DD02 ,  5B042GA11 ,  5B042JJ08 ,  5B042JJ17 ,  5B045DD04 ,  5B045JJ02 ,  5B045JJ16

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