特許
J-GLOBAL ID:200903047376237011

内燃機関のための燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137301
公開番号(公開出願番号):特開平6-066235
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 噴射ポンプがまだ燃料を送出していない状態でも内燃機関を始動できるような燃料噴射装置を低コストで構成する。【構成】 バイパス管(1)が噴射ポンプ(11)を迂回して燃料を流し、途中に切り換え可能な流動調節弁(3)を備え、かつエンジン(2)に燃焼空気を供給する吸入ダクト(E)に開口する。【効果】 噴射ポンプを迂回して燃料を流して吸入ダクトに開口するバイパス管によって、吸入ダクト内を支配する負圧に基づいて直接に燃料が燃焼空気内に吸い込まれ、その結果、点火能力を有する混合物が生じ、噴射ポンプから燃料が送出されない状態でも内燃機関の始動が可能になる。
請求項(抜粋):
内燃機関のための、特にパワーチェーンソー等のような携帯用作業機の2サイクルエンジン(2)のための燃料噴射装置にして、燃料送出ポンプ(20)を有し、この燃料送出ポンプ(20)の吸入管(29)が燃料タンク(10)と、また該ポンプの送出管(27)が噴射ポンプ(11)の吸入接続部(30)と接続されており、かつ噴射ポンプ(11)の送出接続部(44a)が噴射管(44)と接続しており、この噴射管(44)を介してエンジン(2)に燃料を供給する燃料噴射装置において、噴射ポンプ(11)を迂回して燃料を導くバイパス管(1)を設け、このバイパス管が途中に切り換え可能な流動調節弁(3)を備え、かつエンジン(2)に燃焼空気を供給する吸入ダクト(E,52)に開口することを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02N 17/08 ,  F02B 63/02 ,  F02M 37/12 ,  F02M 69/10

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