特許
J-GLOBAL ID:200903047379179349

光環境解析方法および光環境解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-226992
公開番号(公開出願番号):特開平7-083753
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 非照射面相互の反射も考慮して光環境の解析を行なう方法及び装置において、仮想した面の照度を求めることや、対称面の計算を正確に行なうことを可能とする。【構成】 入射した光線が、その方向を維持しつつ所定の割合で通過する透過面、同じくフェルマーの原理を維持しつつ所定の割合で反射する対称面を設定可能とする。【効果】 光環境の検討、設計に際して、空間中の微小な光センサーの作動等の解析、対称な部屋の正確な解析はもとより、鏡面、色付きガラス面、着色光源等の存在を考慮した資料が容易に得られる。
請求項(抜粋):
光源、採光面の少なくも一及び仕切面、被照明機器の少なくも一が存在する光環境空間を対象として、直接光だけでなく相互の面の反射光も含めて解析する光環境解析方法において、解析対象の光環境空間を形成する全内表面と仮想的に照度を計算する仮想断面の座標をコンピュータに入力する面座標入力ステップと、全内表面を形成する各物体の表面を所定の手順で分割して追跡用メッシュを作る追跡用メッシュ作成ステップと、仮想断面を所定の手順で分割して受光用メッシュを作る受光用メッシュ作成ステップと、各追跡用メッシュの受光量に基づいて各追跡用メッシュが反射する光量を所定の手順で計算する反射光量計算ステップと、各受光用メッシュの受光量に基づいて各受光用メッシュを透過する光量を所定の手順で計算する透過光量計算ステップと、追跡用メッシュを相互反射面とし、受光用メッシュを透過面として室内空間内で相互反射し、透過する光線の軌跡を所定の手順で追跡して、各追跡用メッシュと仮想断面の受光用メッシュの受光量を計算する受光量計算ステップとからなることを特徴とする光環境解析方法。

前のページに戻る