特許
J-GLOBAL ID:200903047390153025

鋼帯の連続酸洗装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060208
公開番号(公開出願番号):特開平11-256376
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【目的】 各酸洗槽の液面高さを一定に維持することにより鋼帯のカテナリで必要酸洗長を確保しながら鋼帯を連続酸洗する。【構成】 前段酸洗槽10の酸液13で酸洗した鋼帯1を後段酸洗槽20に送り込むとき、鋼帯1の表面から酸液13をシールロール33で除去し、前段酸洗槽10に戻す。シールロール33は、中間スキッド14から前段酸洗槽10側にオフセットされており、鋼帯1に対する押圧力がバランスウェイト34で調節される。【効果】 シールロール33で酸液13,23が効率よく酸洗槽10,20に戻されるため、返送ポンプ42を常時稼動させる必要がない。
請求項(抜粋):
鋼帯走行方向に沿って多段配置した複数の酸洗槽と、前段酸洗槽に設けられた入側スキッドと、前段酸洗槽と後段酸洗槽とを仕切る中間スキッドと、後段酸洗槽に設けられた出側スキッドと、各段の酸洗槽に設けられ、中間スキッド及び出側スキッドから前段酸洗槽及び後段酸洗槽側にオフセットされた位置にシールロールを配置した酸液回収機構とを備え、前記シールロールは支点を中心として揺動可能で、鋼帯に対する押圧力がバランスウェイトで調整される鋼帯の連続酸洗装置。

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