特許
J-GLOBAL ID:200903047393134609

自動変速機用油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017588
公開番号(公開出願番号):特開平9-210196
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 変速段の切換えに伴う摩擦係合装置の係合または解除を適正に制御するとともに、二重係合を防止する自動変速機用油圧制御装置を提供する。【解決手段】 摩擦係合装置CL1、CL2、CL3はすべて係合したときに二重係合する。ポート21、22、23の受圧面積比は、各摩擦係合装置に加える単位制御圧力当たりに発生する各トルクの値の比と等しくなるように設定されている。三方向電磁弁1、2、3の適正な出力圧が摩擦係合装置CL1、CL2、CL3に加わっている場合、フェイルセーフ弁20は図示する位置でつり合っている。摩擦係合装置CL1、CL2、CL3に加わる制御油圧の少なくとも一つが所定圧よりも上昇すると、フェイルセーフ弁20が左に移動して異常圧力の印加を防止する。したがって、各摩擦係合装置の係合トルクの和が一定値に制限されるので、摩擦係合装置CL1、CL2、CL3の二重係合を防止できる。
請求項(抜粋):
自動変速機に設けられる複数の摩擦係合装置をそれぞれ係合または解除させることにより複数の変速段を切換制御する自動変速機用油圧制御装置であって、同時に係合すると二重係合が発生する少なくとも二つの摩擦係合装置と、前記少なくとも二つの摩擦係合装置の係合または解除を制御する少なくとも二つの制御圧力を制御する制御手段と、前記制御手段と前記摩擦係合装置との間に設けられ、二重係合を防止する二重係合防止手段とを備え、前記二重係合防止手段は、前記少なくとも二つの摩擦係合装置において発生する係合トルクの和を一定値に制限することを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:24
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-003727
  • 特開昭61-252945
  • 特開昭61-149657

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