特許

J-GLOBAL ID：200903047394286887

抗菌性固形物並びにその製造方法及びその利用方法

発明者： 菅野 充誠 ,  早川 信 ,  則本 圭一郎 ,  渡部 俊也 ,  木村 太門
出願人/特許権者： 東陶機器株式会社
代理人 (1件)： 渡部 温 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-198259
公開番号（公開出願番号）：特開2001-081006
出願日： 1995年10月05日
公開日（公表日）： 2001年03月27日
要約：

【要約】【課題】 循環水、静水、流水のいずれの態様の汚水及びその接触部でも充分な抗菌性を長期にわたって有する抗菌性固形物並びにその製造方法及びその利用方法を提供する。【解決手段】 本発明の一態様の抗菌性固形物は、抗菌金属イオン及び金属状態の抗菌金属の双方を含むことを特徴とする。一般的に、抗菌金属イオンは、ある濃度以上被処理液に存在する場合には抗菌効果は強いが、被処理液中に速やかに放出されて消耗されるので、その抗菌効果は長続きしないとされている。一方、金属状態の抗菌金属は、速効性はないが、一定程度の制菌効果を長い期間継続して発揮するとされている。したがって、抗菌金属イオンと金属状態の抗菌金属の双方を含む抗菌性固形物は、初期の強い抗菌性と長期間続く制菌性とを併せ持つ。

請求項（抜粋）：

基材と、上記基材に固定された銀イオン、銅イオン及び亜鉛イオンのうち少なくとも一つを含む抗菌金属イオン層と、上記抗菌金属イオン層の上に固定された上記イオンの溶出を抑制する層であって、光触媒の粒子及び該粒子間の隙間の一部に固定された該抗菌金属イオンの通過可能な金属状態の金属からなるイオン溶出抑制層と、該イオン溶出抑制層の上に固定された表層抗菌金属イオン層と、を具備することを特徴とする抗菌性固形物。

IPC (14件)：

A01N 59/16 ,  A01N 59/20 ,  A61L 2/16 ,  B01J 35/02 ,  C02F 1/50 ZAB ,  C02F 1/50 510 ,  C02F 1/50 520 ,  C02F 1/50 ,  C02F 1/50 531 ,  C02F 1/50 540 ,  C02F 1/50 550 ,  C02F 1/50 560 ,  C23C 18/04 ,  C23C 18/14

FI (17件)：

A01N 59/16 A ,  A01N 59/16 Z ,  A01N 59/20 Z ,  A61L 2/16 A ,  B01J 35/02 J ,  C02F 1/50 ZAB ,  C02F 1/50 510 A ,  C02F 1/50 520 K ,  C02F 1/50 520 L ,  C02F 1/50 520 Q ,  C02F 1/50 531 E ,  C02F 1/50 531 F ,  C02F 1/50 540 F ,  C02F 1/50 550 L ,  C02F 1/50 560 C ,  C23C 18/04 ,  C23C 18/14

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 抗菌抗カビ性セラミックス及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-242640   出願人：工業技術院長