特許
J-GLOBAL ID:200903047395584458

カード加工可能な疎水性ポリプロピレン繊維

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137046
公開番号(公開出願番号):特開平5-156571
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 疎水性のポリオレフィンを含む繊維の表面を処理してそれらの減摩性及び帯電防止性を改良し、それらを疎水性の不織物品に加工することを容易にする方法を提供することにある。【構成】 液体の減摩性表面処理剤を押出されたポリオレフィンを含む繊維またはフィラメントに適用することを含む疎水性のポリオレフィンを含む繊維の表面を処理してそれらの減摩性及び帯電防止性を改良する方法であって、表面処理剤が(1) ポリオール、(2) ポリオールを6個までの炭素原子を有する脂肪酸と反応させることにより得られた水溶性のエステルまたはポリエステル、または(3) ポリオールをエチレンオキサイドもしくはエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの組み合わせと反応させることにより得られたグリコールであり、その後、繊維またはフィラメントを機械加工し、表面処理剤が加工操作に減摩性を与え、しかも充分な親油性置換基を含まないでかなりの表面活性剤特性を生じることを特徴とする疎水性のポリオレフィンを含む繊維の表面の処理方法。
請求項(抜粋):
液体の減摩性表面処理剤を押出されたポリオレフィンを含む繊維またはフィラメントに適用することを含む疎水性のポリオレフィンを含む繊維の表面を処理してそれらの減摩性及び帯電防止性を改良する方法であって、表面処理剤が、(1) 式:(R) m -C-(CH2OH)4-m または【化1】(式中、Rは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、mは0〜3であり、且つnは0〜4である)を有するポリオール;(2) 前記の式の一つを有するポリオールを直鎖または分岐鎖中に6個までの炭素原子を有する脂肪酸と反応させることにより得られた水溶性のエステルまたはポリエステル;(3) 前記の式を有するポリオールをエチレンオキサイドと反応させることにより得られたグリコールからなる群から選ばれ、その後、繊維またはフィラメントを機械加工し、表面処理剤が加工操作に減摩性を与え、しかも充分な親油性置換基を含まないでかなりの表面活性剤特性を生じることを特徴とする疎水性のポリオレフィンを含む繊維の表面の処理方法。
IPC (5件):
D06M 13/148 ,  D06M 13/17 ,  D06M 13/224 ,  D06M 15/53 ,  D06M101:18
FI (3件):
D06M 13/16 ,  D06M 13/18 ,  D06M 15/53
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-067073
  • 特表平1-503632
  • 特開平3-019970

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