特許
J-GLOBAL ID:200903047407064218

クロック抽出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-122301
公開番号(公開出願番号):特開平10-313303
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 従来のクロック抽出回路においては、位相比較器の動作速度がクロック抽出回路の安定に動作し得る速度の限界を決定していた。【解決手段】 位相比較器の動作速度を緩和するために、入力されたノンリターンゼロ信号をm分周した信号と、電圧制御発振器により出力された抽出クロック信号をn分周した信号とを位相比較する。但し、分周された信号の正しい位相比較を行うために、位相比較に用いる、分周された入力信号より発生させられたエッジパルスを、エッジパルスセレクト回路により、分周クロックの立ち上がりに対し位相比較を行う場合か、分周クロックの立ち下がりに対し位相比較を行う場合かで、場合分けする。そして、それぞれのエッジパルスを用いて、それらに応じた位相比較を行うようにする。そしてそれらの出力は、低域フィルタを通り前述の電圧制御発振器を制御し、クロック抽出回路を構成する。
請求項(抜粋):
ノンリターンゼロ信号を受信して信号再生を行うためのクロック抽出回路であって、受信するノンリターンゼロ信号をm分周(但し、mは所定の正数)する第一の分周回路と、該第一の分周回路の出力の変化点を検出するエッジ検出回路と、受信するノンリターンゼロ信号の伝送レートにほぼ等しい周波数領域でクロック信号を発振する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器により発振させられたクロック信号をn分周(但し、nは所定の正数)する第二の分周回路と、前記エッジ検出回路により検出されたエッジパルスをセレクトするセレクト回路と、該セレクト回路によりセレクトされた各々のエッジパルスにより、分周されたノンリターンゼロ信号と分周されたクロック信号の位相を比較する位相比較器を備えることを特徴とするクロック抽出回路。
IPC (2件):
H04L 7/033 ,  H03L 7/087
FI (2件):
H04L 7/02 B ,  H03L 7/08 P
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-174138
  • 特開昭64-078545

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