特許
J-GLOBAL ID:200903047418128692

超音波を利用した変位計測システムおよび変位計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-174588
公開番号(公開出願番号):特開平10-020017
出願日: 1996年07月04日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】落石、崖崩れの災害等を防止するために、超音波技術を利用して、岩石等被監視対象の微小な変位を計測する場合、気温、湿度、気圧、風、降雨、降雪、霧などの気象条件に左右されることなく常時高精度な観測を保持する。【解決手段】2個以上の小型の超音波受信器3,4を被監視対象物例えば岩石1上に設置し、一定距離離れた点に置かれた超音波送信器2から超音波を送信する。この時、送信信号と受信信号との位相差を検出し、この検出された送信信号と受信信号との位相差から各超音波受信器間での位相差比較を行い、被監視対象物の微小な傾き及び変位量を検出し、検出された送信信号との各位相差から各超音波受信器間での位相差比較を行うことにより、気象条件の影響をキャンセルする。
請求項(抜粋):
監視を要する対象物(岩石、防護壁、岩盤、橋梁等の構造物)の表面に、2個の超音波受信器を取り付け、そこより一定の距離だけ離れた安定した場所に、1個の超音波送信器を取り付ける。そのとき、2個の超音波受信器で得られる受信信号と送信信号との位相差を検出し、比較することで被監視対象物の微小な傾きおよび変位量を計測する。あるいは逆に1個の超音波送信器を被監視対象物に取り付け、2個の超音波受信器を一定の距離だけ離れた安定した場所に設置して被監視対象物の微小な傾きおよび変位量を計測する、超音波を利用した変位計測システム。
IPC (3件):
G01S 5/18 ,  G01B 17/00 ,  G01C 15/00
FI (4件):
G01S 5/18 ,  G01B 17/00 ,  G01B 17/00 Z ,  G01C 15/00 A

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