特許
J-GLOBAL ID:200903047419701981

データ書き込み補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-146247
公開番号(公開出願番号):特開平7-006306
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】データ書き込み補償回路に関し、媒体・ヘッドが変わっても回路変更なしで、周波数対遅延特性補償のための最適な遅延量を設定することを目的とする。【構成】磁気記録媒体上の磁化反転に対応したビット情報を磁化反転の長短に応じてシフトさせる書き込みデータのプリシフト回路であって、書き込みデータとして入力されるデータパターンをプリシフト論理決定手段4によって、隣接した再生波形が互いに干渉してピークシフトが発生するパターンか又は両側の磁化反転が長時間発生しない周波数対遅延特性の補正が必要なパターンかを判別する。この判別結果により、それぞれ外部からの複数の選択信号によってプリシフト選択回路A(5)、プリシフト選択回路B(8)に最適な遅延量設定をOR回路11経由で遅延手段6へ入力し、書き込みデータのビット情報をシフトして磁気記録媒体上に書き込む。
請求項(抜粋):
磁気記録媒体上の磁化反転に対応したビット情報を磁化反転の長短に応じてシフトさせる書き込みデータのプリシフト回路において、前後2ビット以上の磁化反転間隔の長短を判別するプリシフト論理決定手段(4)とプリシフト選択回路A(5)及びプリシフト選択回路B(8)と縦続接続された遅延手段(6)とを具備し、上記プリシフト論理決定手段(4)は、ビット情報を入力し、隣接した再生波形が互いに干渉してピークシフトを発生するパターンか又は両側の磁化反転が長時間発生しないで周波数対遅延特性の補正が必要なパターンであるか否かを判別するように構成され、上記プリシフト選択回路A(5)及びプリシフト選択回路B(8)は、それぞれ外部からの複数の選択信号により上記プリシフト論理決定手段(4)により判別された全てのパターンと、上記の複数の遅延手段(6)との全ての組み合わせを実現することが可能であり、上記遅延手段(6)は、複数個の遅延素子(7)を有し、上記プリシフト論理決定手段(4)によって、隣接波形干渉補正の場合は上記プリシフト選択回路A(5)に従って、また周波数対遅延特性補正の場合は上記プリシフト選択回路B(8)に従って、当該ビット情報を前方あるいは後方へシフトするように構成された、ことを特徴とするデータ書き込み補償回路。

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