特許
J-GLOBAL ID:200903047420451468

差動装置のピニオンシヤフトおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-163028
公開番号(公開出願番号):特開平5-010321
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 自動車のプロペラシャフトと差動装置との回転駆動力を伝達するピニオンシャフトの軽量化をはかるとともに、製造コストを低減できるようにする。【構成】 プロペラシャフトと差動装置との回転駆動力を伝達するピニオンシャフトおよびその製造方法において、ピニオンシャフトの加工前の素材を前部および後部の軸部材に分離し、そのそれぞれの軸部材に接合面から長手方向に軸まわりに回転対称となる凹部を形成し、両接合面を摩擦圧接により接合し必要とされる機械加工を実施し結合部を含む全体に浸炭焼入れ処理を行う。【効果】 プロペラシャフトの素材を二分割して個別に鍛造するために、金型の構造を簡単にすることができ、汎用の鍛造機を使用することが可能となり生産性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
プロペラシャフトと差動装置との回転駆動力を伝達するピニオンシャフトの製造方法において、そのピニオンシャフトの長手方向の前部分となる第一部材および後部分となる第二部材をそれぞれ鍛造により別に製造する鍛造ステップと、その第一部材およびその第二部材をそれぞれ接合面で互いに接合する接合ステップとを含み、前記鍛造ステップでは、前記第一部材および前記第二部材のそれぞれの接合面から長手方向に、その軸まわりに回転対称となる凹部を形成し、前記接合ステップは、前記第一部材および前記第二部材をそれぞれの接合面で互いに摩擦圧接する圧接ステップと、その圧接された接合部を含む全体に浸炭焼入れする加熱ステップとを含むことを特徴とするピニオンシャフトの製造方法。
IPC (6件):
F16C 3/02 ,  B21K 1/12 ,  B23K 20/12 ,  C21D 1/06 ,  C23C 8/22 ,  F16H 55/17
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表昭57-501969
  • 特開昭57-090415
  • 特開昭54-077316

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