特許
J-GLOBAL ID:200903047429383732
絶縁検出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-207230
公開番号(公開出願番号):特開2000-028671
出願日: 1998年07月07日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 igr絶縁検出器より装置構成が簡単で製造コストが安く、かつ監視対象電路の絶縁劣化を高精度に検出できる絶縁検出器を提供する。【解決手段】 T相電路2TとS相電路2Sとから電力供給を受けるための電源端子10T 、10S と、第3種設置工事の接地線8に接続された接地端子10E と、T相電路に接続された電源端子10T と接地端子10E との間の差電圧を出力する差動増幅器17と、漏れ電流i0 と差動増幅器17からの電圧信号とをそれぞれ離散フーリエ変換し、電圧信号を基準ベクトルとしたときの漏れ電流ベクトルから基準ベクトルと同相のベクトル成分のみ抽出してそのベクトル和を求め、その値に基づいて絶縁劣化を検出するCPU22とを備えた。漏れ電流ベクトルから基準ベクトルと同相のベクトル成分のみ抽出して和を求めることにより、対地絶縁抵抗の不平衡に起因する電流成分(igr)のみ抽出できるので、対地静電容量の不平衡に起因する漏れ電流成分(igc)の影響を全く受けずに漏れ電流i0 を検出できる。
請求項(抜粋):
配電用変圧器二次側中性点を第二種接地工事の接地線で接地するとともに前記変圧器二次側中性点からS相電路を引き出し、その外側のR相電路及びT相電路とともに3線で負荷に電力供給する単相3線式の配電線の絶縁劣化を、前記第二種接地工事の接地線に流れる漏れ電流に基づいて検出する絶縁検出器であって、R相電路又はT相電路とS相電路とから電力供給を受けるための一対の電源端子と、第3種設置工事の接地線に接続された接地端子と、R相電路又はT相電路に接続された側の前記電源端子と前記接地端子との間の差電圧を出力する差動増幅器と、前記漏れ電流と前記差動増幅器からの電圧信号とをそれぞれ離散フーリエ変換し、電圧信号を基準ベクトルとしたときの漏れ電流ベクトルから基準ベクトルと同相のベクトル成分のみを抽出してそのベクトル和を求め、その値に基づいて絶縁劣化を検出する演算処理部とを備えたことを特徴とする絶縁検出器。
IPC (3件):
G01R 31/02
, G01R 27/18
, G01R 31/12
FI (3件):
G01R 31/02
, G01R 27/18
, G01R 31/12 Z
Fターム (10件):
2G014AA15
, 2G014AA16
, 2G014AA23
, 2G014AB33
, 2G015AA27
, 2G015CA20
, 2G028BF02
, 2G028CG03
, 2G028CG05
, 2G028FK02
前のページに戻る