特許
J-GLOBAL ID:200903047433541628

振動形構造のジャイロスコープ用制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-574830
公開番号(公開出願番号):特表2003-530563
出願日: 2001年03月28日
公開日(公表日): 2003年10月14日
要約:
【要約】振動形構造のジャイロスコープであって、振動形構造(3)と、一次駆動手段(4)と、二次駆動手段(7)と、一次ピックオフ手段(2)と二次ピックオフ手段(6)とを有するものには、制御システムが備えられている。この制御システムは、一次閉制御ループ(1)を含んでいて一次駆動手段(4)に加えられる駆動信号を制御可能に可変し、また、二次閉制御ループ(5)を含んでいて該二次駆動手段(7)に加えられる駆動信号を制御可能に可変して、二次ピックオフ手段(6)のゼロ値を保持するようにし、さらに該一次及び二次閉制御ループ(1,5)内のスケールファクタを能動的に調節するための手段(30)を含んでいる。この手段(30)は該ループ(5)からのレート応答信号を該一次モード振動の振幅を示す信号により除算するための手段(34)を含んでいる。この手段(34)からの出力はフィルタにかけられて、加えられたレート出力を用意する。可変スケールファクタループ(3)は該手段(34)からの出力を用いてループ(1)の基準電圧設定レベルを積極的に調節して、該システムのループ内スケールファクタを調節する。
請求項(抜粋):
振動形構造と、該振動形構造を一次モード振動共振として保持するための一次駆動手段及び二次駆動手段と、該振動形構造の振動を検出するための一次ピックオフ手段と二次ピックオフ手段とを有する振動形構造のジャイロスコープ用制御システムであって、 このシステムは、該一次駆動手段に加えられる駆動信号を制御可能に可変するための一次閉制御ループと、該二次ピックオフ手段におけるゼロ値を保持するために該二次駆動手段に加えられる駆動信号を制御可能に可変するための二次閉制御ループと、該一次及び二次閉制御ループ内のスケールファクタを能動的に調節するための手段とを含んでおり、 このスケールファクタ能動調節手段は、該二次制御ループからのトレート応答信号を該一次モード振動の振幅を示す信号で除算するための手段と、該除算するための手段からの出力信号にフィルタをかけて、加えられたレートを示す出力を用意する手段と、該除算するための手段からの出力信号を受領して、それを用いて該一次閉制御ループの基準電圧設定レベルを積極的に調節するための可変スケールファクタループとを含んでおり、 これによって該制御システムのループ内スケールファクタを動的に調節する制御システム。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
Fターム (6件):
2F105AA02 ,  2F105BB05 ,  2F105CC08 ,  2F105CD02 ,  2F105CD06 ,  2F105CD11

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