特許
J-GLOBAL ID:200903047436253950

固体材料の物性測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿形 明 (外1名) ,  阿形 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-002183
公開番号(公開出願番号):特開平8-189923
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【構成】 固体材料の表面に送受信兼用の超音波センサを配置して短パルス超音波を発振させ、超音波の単位伝播時間を測定し、単位伝播時間と気孔率、気孔率と単位伝播時間と気孔形状係数、気孔率と気孔形状係数と弾性率とが、それぞれ一定の関係にあることを利用して、気孔率、気孔形状係数及び弾性率を測定する固体材料の物性測定方法である。【効果】 固体材料の気孔率、気孔形状及び弾性率を、該材料の材質や形状、センサや計測装置の特性などに左右されずに、非破壊的に簡便かつ正確に測定することができる。
請求項(抜粋):
超音波を利用して固体材料の物性を測定するに当り、まず、固体材料の表面に送受信兼用の超音波センサを配置して短パルス超音波を発振させ、固体材料底面からの超音波の反射波を検出して、超音波の単位伝播時間:(tunit)を測定し、(イ) 固体材料の超音波の単位伝播時間(tunit)と気孔率(ψ)との関係式を用いて気孔率(ψ)を算出すること、(ロ) 固体材料の気孔率(ψ)と超音波の単位伝播時間(tunit)及び気孔形状係数(β)(ただし、β=Lp/2πr、Lp:気孔断面の周囲長さ、r:気孔と同体積を有する真球の半径)との関係式を用いて、気孔形状係数(β)を算出すること、及び(ハ) 固体材料の気孔率(ψ)と気孔形状係数(β)及び弾性率(E)との関係式を用いて、弾性率(E)を算出することを特徴とする固体材料の物性測定方法。
IPC (3件):
G01N 29/18 ,  G01B 17/00 ,  G01N 15/08

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