特許
J-GLOBAL ID:200903047439481872

車両用冷房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015622
公開番号(公開出願番号):特開平5-208611
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 車両用冷房装置から車室内に吹き出される空気の急激な温度変化を回避して、乗員の快適感を向上する。【構成】 制御装置20に入力した検出熱負荷が予め設定された限界値を越えると、制御装置20が、第1ダンパ11に制御信号を出力して蒸気圧縮サイクルエバポレータ5から車室内コンデンサ3への冷風導入量を増加するか、または、エンジン冷却水を利用したヒータコア10へ冷風を配風した場合と車室内コンデンサ3へ冷風を配風した場合とのそれぞれについて、エンジン冷却水温低減代とラジエータ後面温度低減代とを算出して比較し、この効果の大きい方を選択した制御信号を第1ダンパ11と第2ダンパ12とのいずれか一方に出力し、エバポレータ5から車室内コンデンサ3とヒータコア10とのいずれか一方への冷風導入量を増加する。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を外気に放熱する車室外熱交換器と、この車室外熱交換器の冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を送風手段によって導入された空気に放熱して温風を作る放熱タイプの第1車室内熱交換器と、この第1車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張手段と、この膨張手段の冷媒流出側に接続されかつ前記送風手段と前記第1車室内熱交換器との間に配置され、前記送風手段によって導入された空気の熱を前記第1車室内熱交換器から前記膨張手段を通して供給された冷媒に放熱して冷風を作る吸熱タイプの第2車室内熱交換器と、前記第1車室内熱交換器の空気導入側に設けられ、第2車室内熱交換器からの冷風の全部または一部を第1車室内熱交換器に導入する配風手段と、車両の熱負荷を検出する検出手段と、この検出手段からの熱負荷が予め設定された限界値を越えたときに、前記配風手段に、前記第1車室内熱交換器への冷風導入量を増加させる制御信号を出力する制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用冷房装置。
IPC (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/12

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