特許
J-GLOBAL ID:200903047445506461
内部連結型の縦葺き屋根
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226013
公開番号(公開出願番号):特開平8-060813
出願日: 1994年08月25日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単で、少ない手間で屋根を葺き上げることができ、しかも堅牢な内部連結型の縦葺き屋根を提供する。【構成】 屋根材5の端の接合部8を連結枠11と、継手枠19とで連結する。連結枠11には樋部13を一体に形成し、樋部13の両開口縁に係止部14を形成する。この係止部14に接合部8が弾性係合する。継手枠19は左右一対の脚片20と、脚片20どうしを接続する平坦な上壁22とで形成する。連結枠11に係合した左右の接合部8の間に継手枠19を上方から圧嵌装着して、接合部8の外面に脚片20を弾性係合する。各接合部8の下端に連続して樋体部9を形成する。この樋体部9によって、連結部の内部に浸み込んだ雨水を流し排水する。連結枠11に設けた樋部13で樋体部9の下面を受けて、更に防水機能を強化する。
請求項(抜粋):
内層下地材2と、外層下地材4と、外層下地材4の外面を覆う屋根材5とを有し、屋根材5の左右両端に設けた接合部8のそれぞれが、内層下地材2を介して母屋又は梁に締結固定した条材状の連結枠11に掛け止め係合され、隣接する接合部8の間に継手枠19が圧嵌係合してある内部連結型の縦葺き屋根であって、連結枠11は、隣接する接合部8の間隔より広幅の底壁13aと、底壁13aの左右端から立ち上がる一対の立壁13bとで形成した上向きに開口する樋部13と、内層下地材2にねじ15で締結固定される締結座12aとを有し、樋部13の両立壁13bの上端に連続して下り傾斜する係止部14が左右対向状に突設されており、屋根材5の主面壁6の左右端に、係止部14に弾性係合する接合部8と、上面側が開口する樋体部9とが順に連続して折り曲げ形成されており、継手枠19は、隣接する接合部8間に圧嵌装着されて、各接合部8を係止部14の側へ向かって押圧する左右一対の脚片20と、両脚片20に連続して隣接する屋根材5の主面壁6の端部を覆う上壁22とを備えている内部連結型の縦葺き屋根。
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