特許
J-GLOBAL ID:200903047446238150

回転運動を直進運動に変換する動力伝達方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350198
公開番号(公開出願番号):特開平5-164209
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 回転運動を直進運動に変換するもので、電動機のトルクと速度をワンモ-ションの中で自動的に可変制御する動力伝達方式を提供する。【構成】 電動機2の回転運動をスクリュウ14及びナット17を介して直進運動に変換するもので、電動機とスクリュウとの間に第1クラッチ8及び第2クラッチ9を設ける。両クラッチの間に所望のギャ-歯数比を設定したトルク切換手段21を連結する。ナット末端部を移動するときは、先ず第2クラッチを切り離し、第1クラッチを連結して、高速度,低トルクの動力を末端部に伝達する。また、上記末端部が目的物に接したときは、その反力で第1クラッチを切り離し、かつ第2クラッチを連結して低速度,高トルクの動力を末端部に伝達する。このように複数のトルク,速度を機械的に一瞬に切換ることができ、小さいパワ-で大きいトルクを増幅できるから、装置の小型化及び軽量化を飛躍的に向上し、駆動源の省力化を図る。
請求項(抜粋):
電動機の回転運動をスクリュウ及びナットを介して直進運動に変換する方式において、電動機の出力軸とスクリュウとの間に、第1クラッチ及び第2クラッチを設け、上記第1クラッチと第2クラッチとの間には、所望のギャ-歯数比を設定したトルク切換手段を連結し、その動力伝達経路の末端部を移動するときに、先ず第2クラッチを切り離し、第1クラッチを連結して所望の速度,トルクの動力を末端部に伝達し、また上記末端部が目的物体に接触したときは、その反力で第1クラッチを切り離し、かつ第2クラッチを連結して上記の動力と異なる速度,トルクの動力を末端部に伝達する回転運動を直進運動に変換する動力伝達方法。

前のページに戻る