特許
J-GLOBAL ID:200903047461401815

HFC柱、HFC梁等を用いた中高層建造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-338769
公開番号(公開出願番号):特開2003-105861
出願日: 2001年09月29日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】鉄骨とコンクリートとからなるHFC柱、HFC梁等を用いて室内に梁型が表れないか又は少ししか表れないスリムな中高層建造物を提供する。【解決手段】基礎2と下部支持基体4との間に免震手段3を配設し、下部支持基体4上にHFC柱10A〜10C、HFC梁20A,20B、耐震壁30又は耐震ブレース壁架構等からなる上部多層躯体を構築し、HFC梁とHFC梁との間、又はHFC梁と耐震壁との間に、床板を配し、床板の両方の端部がHFC梁の梁鉄骨の下側のフランジの幅方向の端よりの部分の上面又は耐震壁柱の床板受け部の支持面で直接支持し、前記上面又は前記支持面上に載設した間隔保持部材を介して支持し、床板の上側にスラブ40を形成する。【効果】基礎と下部支持基体との間に配置した免震手段により、中高層建築物に入ってくる地震力を大幅に低減できるから、中高層建築物をHFC柱、HFC梁等を用いてスリムに構築しても、地震力に充分に耐えることができる。
請求項(抜粋):
地盤に基礎が構築され、この基礎の上側に下部支持基体が構築され、基礎と下部支持基体との間の多数の箇所に免震手段がそれぞれ配設され、下部支持基体上にHFC柱、耐震壁又は耐震ブレース壁架構、HFC梁、床スラブ等からなる上部多層躯体が構築されている平面視が長い矩形の中高層建造物において、下部支持基体上に、多数本の第1HFC柱が前記矩形の一方の長辺に沿って一定の間隔をおいて樹立され、多数本の第2HFC柱が前記矩形の他方の長辺に沿って前記と同じ間隔をおいて樹立され、多数の第1HFC柱の列の1本〜数本おきの第1HFC柱とこれに対向する第2HFC柱との中間に前記短辺と平行に耐震壁又は耐震ブレース壁架構が樹立され、多数の第1HFC柱の列のほかの第1HFC柱とこれに対向する第2HFC柱との中間部付近に第3HFC柱が樹立され、前記長辺に沿った各第1HFC柱及び各第2各HFC柱の梁取付部間に配された第1HFC梁が第1HFC柱又は第2HFC柱の梁取付部に接合され、各第1HFC柱及び各第2HFC柱の梁取付部と第3HFC柱の梁取付部との間に配された第2HFC梁又は第2梁鉄骨が第3HFC柱及び第1HFC柱又は第2HFC柱の梁取付部に接合され、第1HFC柱及び第2HFC柱の梁取付部と耐震壁又は耐震ブレース壁架構の梁取付部との間に配された第3HFC梁又は第3梁鉄骨が耐震壁又は耐震ブレース壁架構及び第1HFC柱又は第2HFC柱の梁取付部に接合され、第2HFC梁又は第2梁鉄骨と第3HFC梁又は第3梁鉄骨との間、及び第2HFC梁又は第2梁鉄骨と耐震壁又は耐震ブレース壁架構との間に、プレキャストされた床板がそれぞれ配され、各床板の端部が、第2HFC梁の梁鉄骨、第3HFC梁の梁鉄骨、第2梁鉄骨又は第3梁鉄骨の下側のフランジの上面或いは耐震壁又は耐震ブレース壁架構の床板受け部の支持面で直接支持され、或いは前記上面又は前記支持面上に載設した間隔保持部材を介して支持され、各床板又は各床板上に設けられた床形成材により床スラブが形成されていることを特徴とするHFC柱、HFC梁等を用いた中高層建造物。
IPC (4件):
E04B 1/30 ,  E04B 1/18 ,  E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 321
FI (4件):
E04B 1/30 B ,  E04B 1/18 A ,  E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 321 A

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