特許
J-GLOBAL ID:200903047465082633

高速回転スピンドル軸の軸受構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 武夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134497
公開番号(公開出願番号):特開平5-306712
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高速回転スピンドル軸が定格高速回転以外の低速回転でも安定した回転をして、使用寿命を長くする軸受構造を提供する。【構成】 高速回転スピンドル軸1の軸受支持部内周に電気抵抗発熱体4を装着し、回転軸1とハウジング2との温度差により電気抵抗発熱体4への通電を制御して軸受3の内輪3aの内周とスピンドル軸1との間の隙間を設計最適値に保持する構成である。
請求項(抜粋):
中空円筒状のスピンドル軸がハウジングの内周に固定されたころがり軸受の内周に軸支されて回転し、前記ころがり軸受の内輪の内周とスピンドル軸との間に生ずる隙間を所定の範囲内に設定する必要のある高速回転スピンドル軸の軸受構造において:前記中空円筒状スピンドル軸の、前記ころがり軸受に軸支される位置の内周に挿入されスピンドル軸を加熱するための電気抵抗発熱体と、この電気抵抗発熱体と電源とに電気的に接続され、前記電気抵抗発熱体への供給電流の回路を開閉するスイッチと、前記スピンドル軸とハウジングの双方の温度を、それぞれ検出する温度検出器と、この温度検出器から入力される、それぞれの検出位置での電気信号により、両検出位置での温度差を算出し、温度差が設定された上方または下方基準値を超過する場合には、前記スイッチに対し開閉を指令するコントロ-ラと、を含んで成り、前記スピンドル軸の運転によって生ずる温度上昇に伴う熱膨張によって前記軸受の内輪の内周と前記スピンドル軸との間に生ずる隙間が、予め設定された管理限界内に保たれることを特徴とする高速回転スピンドル軸の軸受構造。
IPC (2件):
F16C 19/52 ,  F16C 35/063

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