特許
J-GLOBAL ID:200903047470892228
樹脂成形体の密着力測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-044552
公開番号(公開出願番号):特開平11-230895
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】本発明はプラスチック等の樹脂成形体の密着力を高精度に測定する樹脂成形体の密着力測定装置を提供する。【解決手段】密着力測定装置1は、可動ダイプレート4を下方に移動して、圧縮力検出部5、圧縮ロッド6、引張力検出部7及び引張力ロッド8を介して接続治具9を下方に移動させ、樹脂成形体10を被密着部材12に押圧する。このとき、樹脂成形体10の外周全側面をクランプ機構13の支持部材14により保持し、樹脂成形体10の変形を防止しつつ、樹脂成形体10を被密着部材12に押圧力して、圧縮圧力を圧縮力検出部5で検出する。次に、クランプ機構13の支持部材14による樹脂成形体10の保持を開放した後、可動プレート4を上方に移動させて、接続治具9と樹脂成形体10を上方に引き上げ、樹脂成形体10と被密着部材12とを剥離させる。このときに発生する密着力を引張力検出部7により検出する。
請求項(抜粋):
一対のプレス部材を相互に接近する方向及び離隔する方向に移動するプレス手段と、前記プレス部材の一方側に所定の接続部材を介して取り付けられた樹脂成形体と、前記プレス部材の他方側に前記樹脂成形体と対向する状態で交換可能に取り付けられた被密着部材と、前記プレス手段により前記プレス部材が接近する方向に移動されて前記樹脂成形体と前記被密着部材とが押圧されたときの当該押圧力を測定する圧縮力検出手段と、前記プレス手段により前記プレス部材が離隔する方向に移動されて前記樹脂成形体と前記被密着部材とが剥離されるときの前記樹脂成形体と前記被密着部材との密着力を測定する引張力検出手段と、少なくとも前記樹脂成形体と前記被密着部材が押圧される際に前記樹脂成形体の外周側面を全域にわたって保持して当該樹脂成形体の変形を防止する保持手段と、を備え、前記プレス手段により前記プレス部材を近接する方向に移動させて、前記保持手段に保持された状態の前記樹脂成形体と前記被密着部材とを所定圧力で押圧させて、当該押圧力を前記圧縮力検出手段で検出した後、前記プレス手段により前記プレス部材を離隔する方向に移動して、前記樹脂成形体と前記被密着部材とを剥離させ、当該剥離時の前記樹脂成形体と前記被密着部材との密着力を前記引張力検出手段で測定することを特徴とする樹脂成形体の密着力測定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 19/04 D
, B29C 45/40
前のページに戻る